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昨日のセミファイナル(No.5)では、10歳の女の子(ホリー)が本番の途中で(緊張からか)泣き崩れて歌えなくなってしまう…というドラマがあったりして(...「あ?」って感じでもあったんですが…)、騒然となったBGT(Britain's Got Talent)でしたが、今夜(30日)がファイナルでした。
妥当な最終10人だったんじゃないか…と思ったものの、マスコミも大衆も、スーザン・ボイル(Susan Boyle)一色だったし、もともとスーザンをTwitterで広めたデミ・ムーア(Twitter/mrskutcher)が、ジャッジのアマンダ・ホールデン(Twitter/Amanda_Holden)とTweetしながら、スーザンの応援に夫のアシュトンくんを連れてファイナルの会場まで来る…とかいう駄プロモまであって、「ま、優勝はスーザンさんなんでしょうけど、正直うんざりだわ」って声も多かったファイナル前の数日。(結局、デミ&アシュトンは来ないことになりましたが…。)
>> Demi Moore to support Susan Boyle (BBC)
で、ファイナル。
前半は、グリーク父子のコメディ・ダンス、スタヴロス・フラットリー(Stavros Flatley)が、ダントツの人気。
「また、泣き崩れるのか?」と、はらはらしながら見ることになった、ホリー(Hollie Steel)でしたが、今夜は事件なし。
スーザン(SuBo←と短縮形ができたらし…笑)も、セミ・ファイナルよりは安定していて、「そうか、やっぱりSuBoおばさんに落ち着くのね…」と思っていたところで、9番目に登場したストリート・ダンサーの「ダイヴァーシティ(Diversity)」に、ジャッジ含めて(おそらく)全英がBlown away!
リーダーでコリオグラファー(振り付け担当)のアシュリー(Ashley Banjo)の力量もすごいのだけれど、(年齢差も身長差もある)メンバーの統合具合とかタイミングとかがパーフェクト。遊び心もたっぷりだし、息も合ってるし、2分だか3分の完璧な寸劇を見ているとしか思えないような技。「ストリート・ダンス」の粋を超えてますよ、ほんとに。
アフロでメガネの13歳のペリーくん(Perri Luc Kiely)も、かわいい上に抜群の技で、大衆ノックアウト状態でした。
オーディションのときから私は「ビビビ」だったので(笑)、ここでも既に何度か紹介しましたが(「BGT 3週目」「Diversity」)、このファイナルの演技がベスト中のベスト。
BGTのセミファイナル3回目。
以前もご紹介した、12歳のシャヒーン・ジャファゴリ(Shaheen Jafargholi)くんが出るっていうことで、楽しみにはしていたのですが、でもBGTもここまで連夜になると、熱も中だるみ。
シャヒーンくん、上手でしたが、でもトリに登場したギリシャ人親子のコメディ・ダンスに完全に食われてしまいました。
そうだそうだ、予選(YouTube)でも大笑いさせてくれたんだっけなぁ…と、思い出しました。>スタヴロス・フラットリー(Stavros Flatley)
アガシを太らせたような、ギリシャ人父さんと12歳の息子のダンス・デュオなんですが、もう、笑える、笑える。で、最後の父さんの言葉がほろり…で、(アマンダも目頭押さえてましたけど)、バンクホリデー明けの殺伐とした職場で受けたげんなりした気持ちが癒されちゃいましたよ。この父子の姿に思わず投票してしまった人も多かったに違いない。
…で、一位抜けでした。すごい!
Semi-final performance: Stavros Flatley (ITV)
YouTube
2位を争ったのが、シャヒーンくんと、メッセージ系ダンス・グループの「MD Showgroup」(予選とセミファイナル)。
で、2対1で、シャヒーンくんが勝ち進むことになったんですが、このあとの「MDに申し訳ない」っていうシャヒーンくんの涙にもほろり。
あぁぁ、もらい泣きの火曜日の夜。orz
「Britain's Got Talent」ですが、昨日の番組で、セミファイナルに進む40人(組)が選考され、今夜から5夜連続で、セミファイナル。
今日がその一日目で、何かと話題のスーザン・ボイル(Susan Boyle)さんを含む8組が登場。
国民投票で最高得票数だった人(組)が一位勝ち抜けで、次がジャッジによる票決(投票順で2位と3位)でもう一人(組)が選考され、その上位2人(組)がファイナルに進むことになっています。
…というわけで、この風潮ですし、スーザンさんの1位抜けは確実としても、もう一組は?ってことで見始めましたが、最初に登場したダンス・グループ「Diversity」に釘付け。
予選のときにも(良い意味で)度肝を抜かされたので、ご紹介しましたが(>> BGT 3週目)、今回のダンスが、まさにモダンシアターを見ているようで、すんばらしい。
アフロくんのキュートさも抜群で、やるなぁ、イギリス…の一言。
Semi-final performance: Diversity (ITV)
YouTube
Diversityの見事さに比べて、世界注目度というか、"Hype"度No.1のスーザン・ボイルさんの「Memory」(Cats)は、感嘆符までは程遠く、それにこのおばちゃん、才能はともかくとして、見ていてかなり痛い(汗)ので、できることならDiversityのような才能を優先させてあげてほしいかな…と。
Semi-final performance: Susan Boyle (ITV)
今週はくだらないのがあまりに多過ぎてスルーしようかと思ったのですが、見直していたら、やっぱり通過できなくなってしまったので…。>> Britain's Got Talent
カーディフ予選といえば、2年前の勝者のポール・ポッツ(Paul Potts)氏の感動の「Nessun Dorma」(…やたらに、「の」が多いなぁ)。(これですね。>> Paul sings Nessun Dorma)
で、今日のカーディフ予選で沸かせてくれたのが、同じく「Nessun Dorma」を歌った24歳のグレッグ・プリチャード(Greg Pritchard)さん。
彼の風貌も番組の紹介BGMもまるでロックンロールで、あまり期待はしていなかったものの、蓋を開けてみたら、これ(↓)。
イギリスのコマーシャル。
Tacky、Wacky、Dopey...(←言いたい放題)なものが多くて、あまり記憶に残らない反面、(悪い意味で)グラフィックで、目を背けたくなるものもあるかと思えば、キャドバリーのゴリラのように、「おお」と唸るものもある…ということで、ま、各国似たようなものかな…と感じますが、英国の特色として、実は、見たら一生忘れられなくなりそうな過激なものも多いんですよね。(特に政府キャンペーン関係の広告。)
というわけで、苦情が多くて打ち止めになるような広告を作ることに意味がある…という広告業界の裏の定説もありますが、2008年、もっとも苦情の多かった広告ベスト10が発表になりました。
ASAと呼ばれる、「The Advertising Standards Authority」に寄せられた苦情件数は、2008年はこれまでを上回る26,433件。苦情対象となった広告数は、15,556広告だったそうです。
で、1位は、チャリティ団体「Barnado's」の作った「子供の虐待防止」のための広告。苦情件数840件。
これは私もはじめてTVで見たとき(子供もまだ起きていたので、そんなに遅い時間ではなかったような…)、文字通り目が点。「え!?」と、固まってしまったコマーシャルでした。頭を叩かれる音が、骨のほうにまで響いてきて、「なぜここまで...」と思ったのですが、やはり苦情数もダントツ。
あまりにも衝撃的なので、のちほどご紹介します。(一応、13歳以下のお子様は、親の承諾なしに見ないように…との但し書き付です。)
2位は、Volkswagen Poloの歌うお犬様。
フォルクスワーゲンの助手席に座っていることから、「highway code」にひっかかるのでは?とか、撮影中に虐待されていたんじゃないか?とかいう苦情が寄せられたそうですが、これは反応が過剰過ぎ?
ほんとの、「Polo Confidence」ということで…。って、愛犬家のみなさま、いかがでしょうか?
苦情件数734。
今年の「Britain's Got Talent」(←音、出ます)は、予選第1週目にして、スコティッシュのスーザン・ボイル(Susan Boyle)さんがYouTubeヒットになって、デビューも決まってしまう…とかいう展開で、なんだか「ふうん」て感じなんですが、(ポール・ポッツ(Paul Potts)ほどのインパクトはなかったような気がするんですよね。確かに外見とのギャップとか、それなりに上手いとかいうのはありましたが…。)
>> Susan Boyle debut song uncovered (BBC)
本日2週目にして、「おお」っと唸る12歳の少年登場。