アンモナイト -Ammonite-

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みら

  • Author:みら
  • B型 / 觜宿 / 乙女座 / 火曜日生まれ
    Press Attaché
    生たまねぎ/ねぎ系アレルギー:Onion Allergy/Allium Intolerance
    夫はドイツ人。一人息子は13歳。
    過去生息地は、東京→カンヌ→パリ→ハノーファー→英国ウェールズ→日本→
    <3 映画 Haruki Murakami Kory Clarke Roger Federer Sir David Attenborough Phorography
    モットー:どうせなら美しいほうがいい
    Aesthetics are everything.

    http://plaudite.tumblr.com/

    If you need to contact me, find me on Facebook!!
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    このブログ内の著作権は、「アンモナイト -Ammonite-」(みら)に属します。文章の無断転載、転用は固くお断りいたします。
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    Ammonite

    Now buried in a grave of time,
    Beneath a frozen sea
    Of long-forgotten memories
    Your words are still with me.

    [© 2006 Zeno Roth All rights reserved]
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Beachy Head suicide

最初のニュースは月曜日だったでしょうか?
イーストボーン(Eastbourne)はビーチーヘッド(Beachy Head)の、120m(400フィート)の高さの崖から身を投げたと思われるカップルの遺体が見つかった…という報道でしたが、社会を震撼とさせたのは、このカップルの傍にジッパーの閉まったふたつのリュックサックが落ちており、ひとつはおもちゃが詰められていて、もうひとつには、5歳の男の子が入っていた…という記事。
>> Three bodies found at Beachy Head (BBC)

早とちりした人からは、「子供をリュックに詰めて、無理心中?」と非難の声も上がりましたが、その後詳細が明らかになり、実は子供は既に死亡していたという内容が報じられ、「なぜ?」となった今日(火曜日)の午前中。

白亜の断崖絶壁で知られるセブンシスターズ(Seven Sisters)とともに、赤と白の灯台でも知られるビーチーヘッドは、シーフォード(Seaford)からイーストボーン(Eastbourne)までの海沿いウォーキングコース中の絶景地点としても知られていると同時に自殺の名所としても有名で、時々ニュースになることはありますが、しかし、死んだ子を背負ってのダイブという悲劇は、やはり異様でした。

そして今日の夕方。
亡くなったご夫婦と5歳のお子さんと、その事情が顔写真とともに公開され、声を失いました。
お子さんの写真のみをBBCのサイトでちらっと見たときに、「あら、アジア人のような…」と思いましたが、家族写真を見て、絶句してしまいました。
お母様、日本人の方でした。(ご主人はイギリス人。)

そして、ご家族の辿ったこれまでの道が、あまりにも悲惨で哀しく、心が潰される思いでした。
なんでこんな仕打ちを、このご家族が受けなければならなかったのか、そして、なぜこのような結末を選ばなければならなかったのか、言葉がありません。
天国で、家族3人安らかに過ごされるよう祈るのみです。
May they all rest in peace.

>> Suicide jump boy had died at home (BBC)
>> Beachy Head suicide couple jumped after son died of meningitis (Times)
>> Beachy Head family: Tragic Sam, 5, and the devoted parents who simply couldn't live without him (Daily Mail)

日英カップル、パティック(Puttick)さんの一人息子のサムくんは、1歳のときに自動車事故に遭い、首から下が麻痺。人工呼吸器が欠かせず、ケア体制も24時間必要な状態で、ご両親は仕事を辞めて家も改造し、付きっ切りで介護されてきたそうです。
サム君基金も開設され(>> Stuff4Sam)、口を使ってゲームやレゴで遊んだり、そして何より、笑顔がとびきり素敵な男の子に成長したそうですが、先週の火曜日に、メナンジャイティス(Meningitis)=髄膜炎(→pneumococcal meningitis:肺炎球菌性髄膜炎)を発症し入院。
回復の見込みがないと判断したドクターは、金曜日にご両親の希望通り自宅に帰ることを許可。その晩、サム君は、自宅で亡くなったそうです。
ご子息の死のショックが引き金になり、ウィルトシャー州の自宅からイーストボーンまで走行し、土曜日にビーチーヘッドから家族3人でダイブした…という報道になっています。

あまりにも悲しい事件でした。
ご家族のご冥福をお祈りいたします。
comments(4)|trackback(0)|News|2009-06-03_07:28|page top

Roxana Saberi



このエントリー(>>焼きフィデウア)のときにちょっと触れましたが、ロクサナ・サベリ(Roxana Saberi)さん、釈放とのこと、ほんとに良かったです。
>> Freed Saberi thanks supporters (BBC)

で、ことの成り行きは、結局はこういうわけだったんですね。なるほど。
>> Jailed US journalist Roxana Saberi 'had secret document on war in Iraq' (Times)

そして、アメリカとイランの関係ということにおいては、やはりこれなんでしょうね。
>> Saberi free but thaw no nearer (BBC)
>> Roxana Saberi's release may shift hurdle to rapprochement with White House (Guardian)

ま、しかし。同様に不当に(アメリカ含む)政府に拘束されている人々が(そしてまだ釈放されていない人たちが)、この世の中にはもっといる…と思うと、いろいろ考えさせられる事件でもありました。

彼女の釈放のニュースは、月曜日に知っていなければならなかったのが、私が知ったのは今日(火曜日)。仕事場から、夫に「解放されたんだって?」と間抜けに電話をしたら、「何を今頃…」と呆れられました。orz
いや、なんだかんだと忙しくてね。(言い訳)

でもうれしいニュースには変わりないので、記念にアボカドを鉢に植え替え。(←理由付けが変ですが…)。



ようやく、水栽培から土栽培へ。
この鉢は、夏まで大事に育てて、ベルリンへ行く予定です。(義母と義兄がグリーン・サムの方々なので、お任せしよう…と。日本には持って帰れないですし。泣)
もう一鉢は、ポーリッシュ友に里親に出すことになりました。
芽生えのやたら遅いもう一種が(根はかなりしっかりしてきたのですが…)、いまだにグラスの水に浮かんでいますが、これも育ってくれたらいいのだけどなぁ。
comments(2)|trackback(0)|News|2009-05-13_08:24|page top

Domestic Violence

英団体、Women's Aidが、ドメスティック・バイオレンス=DV(Domestic Violence)への関心喚起のために作ったメディア広告の主演はキーラ・ナイトレイ(Keira Knightley)。そして監督は、「Atonement」「Pride & Prejudice」のジョー・ライト(Joe Wright)。
これだけでもすごいのですが、Adの内容がまた強烈です。
わたし、キーラ・ナイトレイの演技に「リアルさ」を感じたことがあまりないのですが、このCM内の2分はすごいリアル。
Women's Aidの趣旨に賛同し、ノー・ギャラで演技を提供したそうです。

女性の4人に一人は、人生においてなんらかのDVを体験し、週に二人はDVにより亡くなっているのだそうです。
Women's Aidに、月2ポンド(300円)寄付する…という方法もありますが、それでDVがなくなるわけではもちろんないわけで、これはほんとに深い深い問題ですよね。

ちなみに、Women's Aidは、DV等で家に帰れない女性、子どものために(無料の)シェルターを用意しています。さらに、弁護士や専門家への相談を無料で受けられるよう手配もしてくれます。英国内なら、小さな町にも点在しているので、ぜひ覚えておいてください。

広告はこれです。2分間と短くはありますが、ショックなシーンもあるので、気をつけてご覧ください。



comments(6)|trackback(0)|News|2009-04-03_07:06|page top

Les Parapluies de Cherbourg

「女が30を過ぎて、若さを保とうと思ったら、顔か下半身か選ばないと」…と言ったのは、カトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)だそうですが、やはり頬が(無理なダイエット等で)こけているより、ふっくらしていたほうが若く見られる…という統計結果が出たそうです。
>> The secret of ageing beautifully (Telegraph)

ほかにも、「日焼け(極端なアウトドア派)」「タバコ」「飲酒」は、年を取ってから顔に覿面に表れて、それから「離婚」と「抗欝薬」(anti-depressant medication)の常用も、顔を老けさせる要因になる…ということだそうで、「ま、別に統計とらんでも…」と思わなくもないですが、ストレスが一番の大敵なわけですね。

とはいえ、上に記事中でも締めくくってありますが、ストレスにのまれてそれを「老い」として顔に出すか、ストレス越えて、その苦難を美と年輪に変えていくかで道が分かれる…ってことになりますよね。

私は、国籍、年齢、性別、ストレスの有無問わず、口角が上がっているか下がっているかで決まりかなぁ…と思うのですが、いかがでしょう。

ところで、カトリーヌ・ドヌーヴといえば、私は「シェルブールの雨傘(Les Parapluies de Cherbourg)です。この世にこんなに美しい人が存在するのか…と、大学時代にはじめて見て驚愕。
当時、フランス語の教材用に様々なフランス映画を見ていたのですが、これはわかりやすいフランス語で、見たまま(聞いたまま?)頭に入ってくるので、思い出に残っています。非常に切なくて美しい映画でしたよね。

…で、YouTubeで探してみたのですが、20年前に感動したエンディングを改めて見て、「変わらず美しいけど、でもやっぱりいきなり歌い出されると、なんだか困る」と違和感(笑)。
日本で、製作45周年記念特別企画でデジタルリマスター版が上映されているそうですが、ネタバレでもOKな方は、どぞ。



ドヌーヴは、その後「8 femmes」と「Les Temps qui changent」を観て、なんとなくもういいかなぁ…と。美しいことには変わりないのだけれど、やはり昔の感動はそのままラップして保存しておきたい…という変な心理です。

comments(10)|trackback(0)|News|2009-04-01_21:40|page top

ナターシャ・リチャードソン死去

スキーの転倒事故で重症…という記事を一昨日読んで、気になっていましたが、英女優のナターシャ・リチャードソン(Natasha Richardson)さん死去という訃報に呆然。
Natasha Richardson dies after skiing accident (Guardian)

謹んでご冥福をお祈りいたします。
May she rest in peace.

リーアム・ニーソン(Liam Neeson)の妻で、大女優ヴァネッサ・レッドグレーヴ(Vanessa Redgrave)の娘。妹はジョエリー・リチャードソン(Joely Richardson)という役者一家ですが、リーアムとの間の二人の息子が12歳と13歳。
大御所と一般庶民を比較しては申し訳ないのだけれど、同じ年頃の男の子を持つ母親として、ナターシャの死を非常に痛ましく感じます。

亡くなった経緯もショックでした。
カナダ・ケベックのリゾート地、モン・トレンブラン(Mont Tremblant)で、スキーの初心者向けレッスンを受けている最中にバランスを崩して滑り落ちたものの、そのときはまったく普通で、転倒を笑い飛ばし、「医者にかかる必要なし」という同意書にサインもしたそうです。
場所もナーサリー・スロープ(Nursery slope)←初心者用ゲレンデ。
ヘルメットは着用していなかったそうですが、ここでは着用は自由意志とのこと。

ところが、1時間を過ぎてから頭痛を訴えはじめ、モントリオールの病院に運ばれるものの、その後容態が急変。自宅のあるニューヨークの病院に、ライフサポートをつけて転送されるも、そのまま帰らぬ人となったそうです。

悲しい。そして、こわい。
言葉がありません。

comments(6)|trackback(0)|News|2009-03-19_19:25|page top

コデイン -Codeine-

今朝のトップニュースがこれ。
>> Japan's economy in quarterly dive (BBC)

不況はここ英国でもいやというほど味わわされているものの、それ以上かもしれない日本の状況に暗澹とし、気分も下降気味になった数時間後に、各紙一斉アップされたのが中川昭一財務相の泥酔疑いの記事。

読売新聞でも取り上げていた、この記事(>> 「中川さん、眠気にはエスプレッソ」…米記者ブログで)はこれかぁ…(>> Asleep at the Wheel: Japanese FM Nods Off During G7 Talks)と読み流しつつ、(だいたい、プロであろう人たちが日欧線のジェットラグなんて理由にできないでしょ…)、ほぼ忘れていましたが、英Timesの記事にコーヒー吹いたので(笑)、やっぱりアップしておきます。

>> Drunk? No, it was the medicine, says Shoichi Nakagawa (TimesOnline)

At the press conference in Rome Mr Nakagawa seemed barely able to keep his eyes open and mistakenly answered a question directed, by name, to the governor of the Bank of Japan sitting next to him. His answers frequently trailed off into incoherent mumbling. At one point he said that Japan had pledged $1 billion (£695 million) to the Asian Development Bank, which it has not.
He might, some suggested generously, have been thinking of the $100 billion in loans pledged to the International Monetary Fund.


ひぃ〜〜〜〜。

しかしさらに可笑しかったのが、

Mr Nakagawa’s performance was condemned by his party colleague and former Prime Minister Yoshiro Mori, who said: “Since he really loves to drink, I advised him once to be careful about drinking.”


…と、森さんに言われてしまうとは…。ダブルの意味で、ひぃ〜〜。

ま、しかし。
Times紙によれば、専門家の意見では、日本の風邪薬(特に鎮咳薬)にはコデイン(Codeine)(=アヘンアルカロイド系麻薬で、それを還元したジヒドロコデインが使われるのだそうですが、眠気を誘う作用があるそうです)が含まれているので、中川氏の説明にも一理ある…とのこと。なるほど。

が、「それにしては、会見中、咳とかくしゃみとか鼻水とか、風邪の症状が見受けられないじゃない?」というコメントが出ていて笑えますが…。

いずれにしても(薬にしても酒にしても)、この世界的不況の状況下でのG7で、健康管理もできず適した薬も選べず、というのは失態と言われても致し方ないだろうな…と思います。
痛いですね。>麻生政権

>> Japan minister denies being drunk (BBC)

comments(0)|trackback(0)|News|2009-02-17_09:13|page top

イノギュレーション

「今日は4時からオバマのイノギュレーションのライブ中継があるから、劇団さぼって帰ってきちゃいなさい。歴史的瞬間だよ。」
…と、会社から息子の携帯にテキストを打ってしまったのは私です。笑

この44代大統領のイノギュレーション(Inauguration=就任式)の様子を見て、President Barack Obama のスピーチ(Inaugural Address)を聞いて歴史の証人になるのは、私たち大人だけでなく、これからの未来を背負う子どもたちにとっても必要なことですよね。(言い訳)
>> Speech in full (BBC)

「自分たちの選んだ」大統領をこんなにも誇りに思い、そして力とエネルギーを団結して支援しているアメリカ人(+世界中の人々)を目の当たりにして、やっぱりあの国は大きいなぁ、底力が違うなぁ、とつくづく納得させられてしまいました。

もしや、本当に世界は変わるのかも…と、一瞬「光」を見てしまったのも事実です。
そして「変える」なら、誰かに任せたり、誰かの責任にしたりしてはいけないんだ…と。「変える」のは自分たちなのだ…と、心の底から思わされた、2009年1月20日。オバマさん、ありがとう。

"To those leaders around the globe who seek to sow conflict, or blame their society's ills on the West - know that your people will judge you on what you can build, not what you destroy."

"For the world has changed, and we must change with it."


comments(8)|trackback(0)|News|2009-01-21_08:59|page top

狂熱の蠍団

1976年のスコーピオンズ(Scorpions)の「ヴァージン・キラー(Virgin Killer)」といえば、浮かぶのがあの趣味の悪いアルバム・カヴァー。(スコーピオンズのジャケットは、どれもこれも悪趣味なものばかりですが、とりわけこれは衝撃的というよりは、駄の駄。)

このカヴァーが児童ポルノ規制に抵触するとして、英国のインターネット取締り機関、「Internet Watch Foundation (IWF)」がネット上の写真を検閲。英国主要プロヴァイダーに禁止要請をかけ、英国ウィキ(Wikipedia)の項目、「Virgin Killer」(album)に英国からは現在アクセスできないようになっています。

こういった形での「アルバム・カヴァー」の取り締まり(しかも1976年のですぜぃ)も珍しいですが、禁止されたサイトが英ウィキのみ。(もちろん、画像自体はインターネット上にあふれています。たとえば、日本のアマゾンとか(笑)。問題になったスコピのアルバム・カヴァー数作も、日本だけは差し替えなしでオリジナルのまま発売されてましたしね。)
それも画像のみを閲覧不可能にするのではなく、記事全体(文章)にアクセスできないようにする…っていうのはおかしいのでは?と変な意味で話題になっています。

IWFによれば、「18歳以下の子どものいかがわしいイメージが、法に抵触する可能性がある」として、このような措置を取るに至った("The content was considered to be a potentially illegal indecent image of a child under the age of 18.")とのことなんですが、それならば、もっと取り締まるべき写真も多いのではないか?Wikiだけというのは、どうなのさ?というのが大方の意見。
たとえば、Blind Faithの「Blind Faith (album)」とかね。(これは、いまだ写真とともに閲覧可能。)

(内輪話になりますが...笑)、この「ヴァージン・キラー」アルバムのカヴァーには、当時のバンド・メンバーも賛同しておらず、酷い商業主義の成れの果てだと憤慨していたわけで、今頃こういう形で再び話題になるっていうのも、不本意な話かもしれません。(ま、いまさら過去が変更できるわけではないし、どうでもいいのかもしれないけど。)




いずれにしても、これがはじめの一歩となって、英国を中心に大掛かりなセンサーシップが実施されるようになるのか(怖)、それとも話題だけ作り片手落ちとなって終わるのか、今後の動向に注目したいところです。

(…しかし、「狂熱の蠍団」だけでわかる方って、どのくらいいらっしゃるでしょう?笑)


>> Wikipedia page on rock band the Scorpions blocked over child pornography concerns (Telegraph)
comments(6)|trackback(0)|News|2008-12-09_09:16|page top

鉄筋コンクリートの天井

女性であることや人種、障害等によって、能力があるにも関わらず、トップに手が届かない状態のことを「グラスシーリング(Glass ceiling)」(=ガラスの天井)と言いますが、イギリスにおいては、女性が立ち向かうのは、もはや「ガラス」ではなく、「鉄筋コンクリート」なんだそうです。厳しいっ。
>> Women facing concrete ceiling as progress stalls, says EHRC (Times)


確かに、経験を積んで仕事の能力も備わっている女性の場合、家庭(特に子ども)を持ったあとは、会社に留まってトップを目指すより、フリーランスに転じたり、起業してしまう場合のほうが多いのかも…という印象も持ちます。
トップ云々以前に、イギリスの会社は母親にとって働きづらいところが多い…という統計も以前ありました。


ビジネスにおいて、女性/男性の性差がなくなるまでには、相当の長い年月を要するだろう…ってことですが、これに関して「なるほど」と頷いた一文。

パワー職に就いた女性の多くが、いきなり「男」のように振舞ってしまうことがあるが、これが間違いの元。これでは職場に女性としての「相違/多様性」を持ち込むことなく、古い男社会の体制を強化するだけになってしまう。


(Mostly the women who have arrived to power positions have disguised themselves as if they were men just to arrive, Instead of bringing diversity into the workplace, this reinforces old-fashioned notions of the power structure." by Dr Nuria Chinchilla, Director of the International Centre of Work and Family)



確かにね。
しかしこれを理解できる「男」が少ないんだよなぁ(笑)。


(*写真は、stock.xchng より。モスクワだそうです。美しい。)
comments(4)|trackback(0)|News|2008-10-15_08:55|page top

XL レジャーグループ


イギリス。今日のトップニュースは、大手(英国第3位)の旅行会社、XLレジャーグループ(XL Leisure Group)の経営破たん。
航空機(XL航空)やホテルグループも所有する会社で、30万人ほどに影響の出る見通しです。


…ということなんですが、XL って知りませんでした。orz
「あたしだけか?」と思ったら、「名前も聞いたことなかった」ってイギリス人も結構いたりして、あぁ、そういうもんなのね。…と。(何が?)

グループのブランド・ロゴ一覧(↓)を見ると、「あ、どこかで見たかも」って感じになりますけどね。




英国は既に多くのバジェット・エアラインや旅行会社が倒産してますし、この原油高と不況の煽りを受けて、今後の旅行業界はますます厳しくなり倒産も相次ぐのではないか…と予想されています。(BAのお偉いさんによれば、今年のクリスマスまでに、あと30社のエアラインの倒産もあり得る…とのこと。)


ところで。
XLグループで旅行をブッキングし、その旅行先(主にUS、カリビアン、地中海など)でXL破たんのニュースを聞いた旅行者は、約8万5千人だったそうですが、これ、どこを通してどんな支払い方法で旅行をブッキングしたか…ってことで明暗が分かれたようです。


キーワードは、ATOLとクレジットカード。


英民間航空局(CAA=The Civil Aviation Authority)のATOL(Air Travel Organisers' Licensing)でカヴァーされている旅行の場合は、英国までの帰りの飛行と残りの滞在費は補償されるものの、そうでない場合は、帰りの飛行機代が自腹になり、まさに割高旅行。
前者のATOLスキームが適用される旅行っていうのが、旅行代理店を通したブッキングやパッケージ・ツアーの場合。
で、後者の"そうでない場合"っていうのが、XL Airways や Medlife Hotels に直接ブッキングした人たち。
XL は、破たん発表の直前まで予約を受け付けていたそうで(むっ)、これで既に払い込みしてしまった人たちも、前者の場合(ATOLスキーム)は全額リファンドを受けられるものの、後者の場合は泣き寝入り状態だそうです。


ただ、後者の場合(ATOLスキームが効かない場合)でも、リファンドが受けられるケースがあり、これがクレジット・カードで支払った場合です。
£100(約20,000円)以上をクレジット・カードで支払った場合、もしくは、Visa debit cardを使った場合は、カード会社により全額補償されることになるものの、他のデビット・カードや小切手、現金での支払いの場合は、補償なし…。
旅行保険も、航空会社の破たんによる損害はカヴァーしないことが多いため、かけていてもXLには適用されないだろう…とのことです。


なんだかいろいろ考えさせられたニュースでした。
しかし、旅行業界、これからも雲行きは怪しくなりそうですね。ううむ。

comments(4)|trackback(0)|News|2008-09-13_08:13|page top

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