Stephen Terry の Halibut(おひょう)

2008年07月07日 06:07



隣町で毎年この時期開かれる、シーフードフェスティバルに行ってまいりました。
主催者サイドの友人(隣町在住)によれば、今年はセレブ・シェフも多数参加、とのこと。
「ウェールズのセレブ・シェフっていったら、スティーブン・テリー(Stephen Terry)くらいしか思いつかないけど、彼が来るなんてことはないよなぁ」と、ひとりで冗談言いながら歩いていたら、まさに冗談のように、Stephen Terryご本人発見!!(驚愕)
いくつか、シェフ・テントが出ていて、それぞれが新鮮な魚を使いながら料理を実演し、一皿£2.50(500円)で試食できる…ってものなんですが、その中にいらっしゃいました。ひょえ〜!





スティーブン・テリーといえば、今年はBBCの「Great British Menu」。この番組はあまりに「英国至上主義」が強過ぎて、好んで見ていたわけではないのですが、でもウィニング・レシピとなったスティーブンの「Organic salmon and smoked salmon with crab fritters and cockle 'popcorn'」は美しかった〜。これ見て、アバガヴェニー(Abergavenny)まで行こうかしらん…とか本気で思ったほど。(*彼は、Abergavennyの「The Hardwick」のシェフです。)
>> The Chef > The Hardwick
>> Stephen Terry > BBC

そんなスティーブンさんが今日料理していたのは、野菜のリゾットとハリブット(おひょう)。
周りの見学者に説明しつつ冗談言いつつ料理して、Q&Aもやってくれてました。
リゾットは野菜とハーブとフィッシュ・ストックで煮詰めたあっさり派。味付けは塩とバター。使ってた水は、ウェールズの「ティ・ナント」(Ty Nant)。どぼどぼと。

「塩は何を使わはりますのん?」と、塩について聞いてみたら(ええ、塩フェチなんでね...笑)、「ハレンモン(Halen Môn)」が一番とのこと。「マルドン(Maldon)」ももちろんいいんだけど、最近は商業思考が強過ぎて、不純物が混じってるんだよなぁ」と。
>> ハレンモン

ちなみに、スティーブンさん、イギリス人です(笑)。「ここではさあ、大きい声では言えないんだけどね」とのこと。ふふ。
ウェールズに来てはじめて「ハレンモン」を使ってみたら、その品質の良さに手放せなくなったそうです。

ところで、彼の一品。
リゾットは普通かなぁ…(失礼なやつ!>私)と思ったのだけど、ハリブットが最高に美味しゅうございました(うっとり)。
フライパンを十分に熱して、たっぷり目にオリーヴオイルを注いでさらに熱したら、小さなフィレにしたハリブットを乗せ、数分たって裏返してうっすらと塩。それだけでした。これは、スティーブン・テリー・マジックというよりは、魚の生きが良かった…というだけか…(謎)。

途中でがしがし飛ばした私の質問にも茶目っ気たっぷりに答えてくれた氏。こんなこともしてくれましたわ(わはは)。



ウェールズを離れる前に、アバガヴェニーの彼のレストランに行ってみたし。
(*実は、ウェールズ脱出作戦、ひそかに遂行中でし…。詳細は後ほど。)

最後に、スコットランド産の生牡蠣も堪能。



松島のんと比べたら、(比べたらあかんと思うんだけど...)、小ぶりでしたが、まさかここで生牡蠣を味わえるとは思っていなかったので、至極の幸せ。オイスター6個にシャンパン付(£7.50)ということで、実はドバイ空港のオイスター・バーを思い出しておりました。(ぼぉ〜)

2008年04月30日 07:33








Strata Florida Abbey

2008年04月28日 05:00



友人がその近くで家を買ったので、ここから南東に走った「Pontrhydfendigaid」という村へ。
村の名前は、「ポントリッドヴェンディガイド」と読みますが、通称は「ボント」です。

…で、ここで有名なものと言えば、ストラータ・フロリダ・アビー(Strata Florida Abbey)跡。
12世紀に建てられたシトー修道会の修道院だそうですが、現在は石の廃墟です。ほんとに廃墟。見事に廃墟。廃墟。(うるさい?)

でね。このノルマン式のアーチ門が、結構有名なわけです。↓







ま、せっかく来たのだし、見なきゃね…と思って行ったのだけど、えーっと、写真の印象と実物がこんなに違う"名所"(←括弧付)…っていうのも久しぶりでした。ええ。
確かに住んでいる友人も、あまり積極的には勧めなかったしなぁ(笑)。

おそらく石好きの方にはたまらないんだろうと思うのですが、特に石に興味がないひと(>わたし)には、取り立てて感動すべき要素なし…でした。とりあえず、写真に専念(笑)。






石の積み上げ方とか廃墟の感じは、なかなか素敵でございました(コホン)。
んがね、なんといっても小さいのよ、ほんと。アーチをくぐれば廃墟全体が見渡せるし、5分も歩けば全部回れる…ってな按配で、これで、£3.10(約620円)は高いんじゃないのか!!? (しかもパンフレットには、入場料無料ってなってるのに…)っていうのが、正直な感想。もちろん、遺跡を守るためには必要な経費なんでしょうけどね。



で、とにもかくにもDepressiveなこの村を後にしたのですが、夏に行けばまた表情が違うのかしらね。ふ。

Saint David's Day

2008年03月01日 10:39



寄ってから、



少しひいて、



立ち姿、ポン。
今日の「Google」で、St David's Day(セント・ディヴィッズ・ディ)を思い出したので…。



昔、エントリーしていたので、こちらも参考までに、どぞ。(>> St David's Day

えっと、この黄水仙/ラッパ水仙(ダフォディル(daffodil))が、ウェールズの国花(Welsh national flower)です。
そしてもうひとつが、リーク/ポロねぎ(leek)。
この時期、水仙バッジかリーク・バッジをつけて歩いている方をよく目にします。(リーク・バッジは過去に2度ほど目撃。かわゆいです。ええ。笑)

ちなみに、ウェールズ語で「ダフォディル(水仙)」は、「cenhinen Bedr」と言いまして、直訳すれば「Peter's Leek」。「Leek」のウェールズ語は、「cenhinen」なんですねえ。
どうも、ウェールズの花(?)として、先に「リーク」ありき…だったようですが、それじゃあまりにもウェールズそのものでかわいくないってことで、あとから「水仙」も追加された模様です。名前、同じだしね。ふふふん。
いずれにしても千年以上前から、ウェルシュの兵士はリークを身に着けて戦ったとのこと。うへ。

Winter Storm

2008年02月01日 10:22

風の音がかなり強いなと、深夜、ふと目が覚めたときに感じましたが、朝になって驚愕。
ウェールズで暮らした7年半の中でも、もっともすさまじい嵐のひとつとして記憶に残りそうです。
「真夜中みたいだよ」と子どもがおののいたときは、既に7時半。
8時になっても暴風雨は止まず、家の前は雨の流れが集まって渦を巻き、雨に混じった雹やら氷の粒やらは、強風に煽られて上下左右に舞い散って、視界は完全に不透明。


(Huw Evans Agency / Daily Mail)
>> Gales batter motorways as cold snap looms (Times)


こちら、「Daily Mail」と「Times」からお借りしてきた南ウェールズの写真ですが、ここまで劇的ではないにしても、このあたりもかなりのドラマなウィンター・ストームでした。
しかも明日は、雪が混じるブリザード気候になるそうで、さらに寒さも真冬並みに逆戻り。さらに、この風なので、体感温度はマイナス5度くらいになるのだとか。あぁぁ。

1995年以来、もっとも降雨量の多かった2008年1月(ほんとに雨ばかりでしたよ、ええ)の置き土産は、とんでもない冬の嵐...ということで、頭の中ではユーミンの「BLIZZARD」(NO SIDE)(>> 私をスキーに連れてって(YouTube))と「春よ来い」(>> YouTube)のメロディが延々と繰り返される今日この頃。
*これが主題歌となった、NHK連続テレビ小説の「春よ、来い」が放送されてた頃、私はもう日本にはいなかったのですが、時々帰省して実家でぼぉーっと見た「春よ、来い」とユーミンの歌は、寂しさとか安心感とかノスタルジアとか罪悪感とか、様々な想いを運んできたのでした。ああ、過ぎ去った日々。

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ところで「風速」は、アメリカ同様、英国でも「時速」と「マイル」で表現されます。=mph
これに対して、日本では、「秒速」と「メートル」。=m/s
というわけで、混乱します。orz

ニュースによれば、昨日イギリスでは「80mph(時速80マイル)」の風が吹き荒れたそうですが、これをメートル法に直して(80 x 1.6)=128Km、時速を秒速にすると(÷3600)=0.035Km。ということで、風速は35メートル。風速35メートルなんて、強い台風並みですよね。
(*昔、学校で時速だ秒速だの計算をさせられていたとき←(笑)は、「こんなん、日常生活では特に使わないじゃん」とぶつぶつ言っていましたが、いやいや、やっぱり役に立つんだよなぁ。しみじみ。)

さらにカンブリアのM6では、70mps(=風速31メートル)の突風に煽られてトラックが横転し、ドライバーが亡くなったそうです。お悔やみ申し上げます。
>> Storms batter parts of Britain (BBC)

このあたりは、さすがにそこまでの風速ではないのですが、それでも「39mph」。変換すれば、風速17.5メートル。台風で言えば、強風域って感じでしょうか?
今日も風速予報は、「32mph」(風速14メートル)になるようです。そして雪マーク。ブリザードですね。(UKの「ブリザード」の定義は、アメリカのそれよりやや広範囲で、風速は「30mph」からだそうです。)

仕舞い込んだ、ノルウェーのフィッシャーマンズ・ジャケットを再び出してきました(笑)。
そういえば、これはドイツのトラヴェミュンデ(Travemünde)で買ったんだった。
トラヴェミュンデは、ドイツの海(バルト海)を見たい方におすすめです。寒いけど。ふ。
さらに、国境を超えるクルーザー(...ってほどのものでもないが)も出ていて、中では免税品も買えます。(もとい、買えました。今は知らないけど。)
帰りに、リューベック(Lübeck)でマジパンを買うこともお忘れなく…。

Grave Injustices

2007年12月21日 22:58

仕事も今週で終わりだし、すべてのサービスがシャットダウンするクリスマス前に、イングランドでショッピングするゾー!(おー!)...なんていう計画を立てていると必ず起こること。

子どもが熱を出す。

orz
昨日、学校から「具合が悪そうなので、ピックアップよろしく!」と連絡があって、夜になって発熱。学期終業日でもある今日は欠席。典型的な風邪ですが、なぜこの時期にぃぃ〜。
おそろしいのは、こういう風邪は数日後に私にもウツルことですなぁ。
…というわけで、せっかくのホリデーに寝込みたくないので、呪文のように唱える合言葉は、

"May The Force Be With You"
(来るなよ!風邪菌)

0810a.jpgちなみに私の「理力」(笑)は、カレーに生姜。
友人には、「あり得ん!」とコケにされましたが、カレーのスパイスは風邪薬より効きそうな気がするんです(私には...)。それでも今回は「対策」のみなので、マイルドに「ローガン・ジョッシュ(Rogan Josh)」にしましたがね。(いつもはもちろん、「ヴィンダルー(Vindaloo)」。←だから私はアホと呼ばれる。orz)
具の入っていない、ペーストのみのカレー缶を買ってきて、そこにこれでもか!というくらい、生姜を入れて煮込んで完成。
なんてやっても、来るものは来る...ってわけで、大晦日あたりが楽しみですわね。しゅん。orz

さてと。
リディアン敗北の件で、英情報庁のオフコム(OFCOM)が「X Factor」電話投票システムの本格調査に乗り出した...って話は書きましたが(>> 余波)、オフコムの寄せられた苦情数は既に3000件に達するほどだとか。
さらに、ゴードン・ブラウン英首相が、リディアンに対して個人的なサポート文書を送ったということで、こちらも話題になっております。
>> Brown backs X-Factor's Rhydian in personal letter (Daily Mail)

XF打ち上げにも出席せず、土曜日以来沈黙を続けてきたリディアン本人は、昨日だか一昨日だか、ウェールズのラジオ局(Real Radio)との電話インタビューで初の声明。終始一貫してディプロマティック。
こちらで聞けますので、どぞ(笑)。>> RHYDIAN REVEALS ALL TO REAL RADIO
しかし、ラジオのプレゼンターがここまで公にリオンをけなすとは、さすがウェールズ!(笑)

...で、もちろんウェールズ国内ではいまだにリディアンの話題(もしくは、リオンをいかにボイコットするか)で盛り上がっているわけですが、関連して、「これまでウェールズがいかに不公平に扱われてきたか」っていう話題もちらほら。

というわけで、歴史上に残る「ウェールズ残酷物語 "不公平篇"」ってのがあるそうで、それが、
1. The Treachery of the Blue Books (Treason of the Blue Books) (ウェールズ語で「Brad y Llyfrau Gleision」)
2. Dic Penderyn冤罪事件
3. Andy Haden(New Zealand All Blacks)の不正のためのラグビー戦の敗北(1978年)
...なんだそうです。

ここに今回の「リディアンが勝利を剥奪された日」ってのが加わるんじゃないか...ってほどの勢いでございます。(ひゅぅ〜ん)
それにしても、やっぱり英国内4国それぞれの愛国精神てすごいな。

みら子、歯医者に行く

2007年11月27日 23:34

「英国で歯医者にかかるのは難しい」...という愚痴は、過去にもいくつか書いてきましたし(>> 親知らず)、去年は帰国時に日本で一気に歯科治療!という快感(?)も味わったのですが(「こんなときには...」、「選択の余地はないかも…しれない」、「日本でリトル・ブリテン」)、やはり「なにか起こったときのこと」を仮定すると、近くに駆け込める歯科医院のない状態というのは、非常におそろしいものがあります。

…というわけで、とりあえず情報収集だけは欠かさなかった吾(笑)。
仕事場の友人から、「どうも、歯科医が一軒、NHS系の拡張登録をはじめたらしいぜ」という情報を得、早速電話。(この時点で、オンライン上では、いまだ「Accepting NHS Patients: NO」だったのよね。)
そして、答えは「YES」でした。(やったー!)
(あとから聞いたところによれば、あまりの歯医者不足に、最終的にはウェールズ政府が資金を投入することになったんだそうです。)

ほんの数週間前まではプライベート以外の新患は受け付けていなかった地域なので、友人の多くも、歯医者はプライベート登録。
こういうのを、「待てば海路の日和あり」と言うのだわ(...と言っても殴られるだけなので言わないですけど...)と、早速予約、チェックアップに行ってまいりました。
(最初の電話からチェックアップ予約までが10日あまり...と、UKでは信じられないような迅速対応。)

さて、初診当日。
担当歯科医は、東欧系の訛りの強い非常に若い女医さん。

「これ、日本で治療したんでしょ?」と聞かれ、「そうだけど...」と答えたら、「ゴールドの詰め物、あるもんね。日本人てお金たくさん持ってるからさ。」と、わけわからないこと言われて(orz)初診終了。
「治すところは別にないので、クリーニングの予約をして帰ってください」ってことで(ほっ)(…ってか、8ヶ月前に治療は完了させてきたし…笑)、その予約が2日後。その速さに逆におののきました(怖)。

というわけで以下、参考までに、2006年4月1日から「明瞭会計」になった、NHS系歯科医の料金体系です。
おもしろいのは、イングランドとウェールズで料金が違うことでしょうかね(笑)。(ウェールズは歯科の基本料金も安い上に(*以下参照)、投薬(処方箋で出だされる薬)はすべて無料なので(イングランドは有料です)、数字の上だけで見ればお得です。(質に関しては、どこでもロシアン・ルーレットのようなもんなんでしょうけどね。)

まずは、イングランド。

*ここからダウンロードできます。>> NHS dental charges: what you should pay

そしてウェールズ。(3バンドの内容はイングランドと同一です。)

>> How much does NHS dental treatment cost? (NHS Direct Wales)

虫歯があってもなくても、一年に一度診察を受けないと、登録は抹消されることになりますが、大きな問題が起きない限りは、NHS系の歯医者の料金は、まあ仕方ないかな...と。
ただ、複雑な虫歯とか抜歯とかは、やっぱり旅費をかけても日本に行くかなぁ...と、いまだ思ってますけどね。
(ちなみに、プライベート歯科の料金は、歯科医によって全然違うそうで(怖)、その平均値とピンからキリまでをピックアップしてあるサイトがこちら↓。参考になるかもです。それにしても高いですよね。)
>> The cost of private dental treatment in the UK

ちょっと古い記事なのだけど、「Guardian」紙のこれも参考になるかも...です。
>> Brace yourself for dentist fees

それから子どもに関しては、18歳以下はすべて無料で診てもらえます。(> NHS)
うちの子も今、部分ブレースをつけて矯正治療してますが、これもすべて無料。
日本の(子どもの)ブレースは100万近くかかる...というのを、友人に聞いたばかりだったので、このあたりは複雑な心境ですかね。(もちろん、UKのブレースは日本の最新のものと比べたら、「えええ!」ってなくらい旧時代のものなんですが…苦笑)。

いずれにしても、次回の帰国まで、虫歯になりませんように...(祈)。

ハレンモン

2007年11月20日 08:15


ウェールズでは目にすることの多い、北ウェールズ(アングルシー島)産の塩。ハレンモン(Halen Môn)。
種類も豊富で、使い勝手もいいのですが、個人的に好きなのはやはり「オーガニック・スパイスド・シーソルト(Organic Spiced Sea Salt)」。
使われている9種類のスパイスは、「Peppercorns, Coriander, Turmeric, Paprika, Cumin, Nutmeg, Cinnamon, Ginger, Cayenne Pepper and Cloves」と、私の好きなものばっかり(笑)。


サイト(>> Halen Môn)では、ブラッディ・メアリーにも良い...と書いてありますが、う〜〜〜ん、それには味がちとビジーで散漫になるんじゃないかなぁ(やったことないけど)。
しかし、ローストポテトやパスタの隠し味には最高です。お薦めっ。

...で、この冬、ひそかに狙っているのが、同社のヴァニラ・シーソルト(Vanilla Sea Salt)。
箱の外まで香り立つバニラの香りにたじたじとなりますが(苦笑)、しかしこれを使って、ショートブレッドを焼きたいなぁ...と。

(っていうか、先日から、ドイツではおなじみの「ヴァニレ・キプフェルン(Vanillekipferln)」が食べたくてしょうがないのですようぅぅぅ。夫の大叔母のキプフェルンが非常に美味で毎年お世話になっていましたが、彼女も既に他界。あぁ、恋しや、キプフェルン。)←簡単なんだから自分で作ればいいのだけど...。orz

ナオミ・ワッツとウェールズ

2007年10月18日 19:00

London Film Festival」のためか、ここ最近英国のTVにも登場回数の多いナオミ・ワッツ(Naomi Watts)。
昨日(水曜日)のオープニングを飾ったのが、「Eastern Promises」でしたしね。
(*クローネンバーグ(David Cronenberg)とヴィゴ・モーテンセン(Viggo Mortensen)の「A History of Violence」コンビ再び…ってことで、観たくてしょうがないのだけど、でも最近の私には、クローネンバーグ流のヴァイオレンス・シーンはヘヴィ過ぎて、きっと無理だろうなぁ(悲))。


ところでナオミ・ワッツと言えば、ニコール・キッドマンとお友達のオーストラリア女優…というイメージが強いのですが、今朝のニュースに出ていた彼女を見てびっくり。
彼女のお母様がハーフ・ウェルシュで、彼女も北ウェールズ育ちなんですってね〜。(へぇ〜、知らなかった。)
イギリスはケント生まれですが、お父様が亡くなって以降、7歳からは母方の祖父母とともにウェールズのアングルシー(Anglesey)で育ったため、当然のことながらウェールズ語も数語知っているそうで、今朝のニュースでは、例の「駅名」を、すらすらすらーっと言ってました。(驚)
そういえば、アングルシーですもんね。
その「駅名」というのは、これです(笑)。>> 世界一長い駅名

しかし、ウェールズ語でも、ナオミ・ワッツが言うと、なぜか上品に聞こえるので不思議です(笑)。喉にひっかける「グゥエー」音を一般のウェルシュのように強調しないからだろうなぁ…。

ウェールズ地名読み -3-

2007年09月10日 02:17

ウェールズ地名読み -1-」「ウェールズ地名読み -2-」より続きます。



>> Craig Goch
クライグ・ゴッホ
ウェールズの湖水地方…と言われる、美しい「Elan Valley」の中にあるダム(貯水池)の名前ですね。
Goch」は「Coch」の変化形で、そのせいなのか「クライグ・コッホ」と読んだウェルシュの友人もいましたが…。

そうそう。ウェールズ語を日常的に「話す」人たちの中でも、意外とウェールズ語の「読み書き」ができない人が多いです。これって結構興味深いですよね。
確かに読み書きの難しい言語ではあるのですが、「ウェールズ語!」「ウェールズ語!」と豪語して、非ウェルシュを意地悪く差別するのなら、その誇りの言語をもっとしっかり押さえておけよ…っ、とも思いますがね。
…と、話反れましたが…(笑)、Elan Valleyは非常に美しい場所なので、中部ウェールズに立ち寄られた際にはお薦めです。


>> Dysynni
ダッサニ
アクセントは最後の「ニ」につきます。


>> Llyn Gafr
スリン・ガーブル
「Gafr」は山羊(Goat)。山羊のチーズは「Caws Gafr」。


>> Llanfihangel
クランヴィハンゲル
単語のはじめの「LL」発音ですが、「Llan」となる場合、やっぱり私の中では喉にひっかける「ク」になるので、ク表記にしました。(一般のカタカナ表記は「ス」になると思います。…が、日本語の「ス」音では理解されにくいんじゃないかなぁ。)

Llanfihangel」というのは、教会関係でよく耳にすることばですが、聖人の「St. Michael's」(Mihangel)に関係しているとのことです。


>> Tal y Llyn
タラスリン
(これは、タラヒリン…に近いかも。)


>> tŷ Isaf
ティ・イサーヴ
」は「家」のことです。


>> Tywyn
タウィン
海岸とか砂丘の意味ですが、やはり海岸の美しさで有名な場所。
>> Tywyn, Snowdonia: beach of the week (Telegraph)


>> Bwlch Llyn Bach
(*「Bwylch」じゃなくて、「Bwlch」だと思うのですが、どうでしょうか?)
そうであれば、「ブルフ・スリン・バッハ」。
Bach」は小さいという意味で、「バアーッハ」と引っ張る形にしたほうがよく通じます。前にも書きましたが、ウェールズ語で「ちょっと(a little bit)」は、「ティッパン・バッハ(tipyn bach)」。


…というわけで、以上です。
お疲れさまでした(笑)。

ウェールズ地名読み -2-

2007年09月07日 10:07

ウェールズ地名読み -1-より続きます。)

さて、単語のはじめにくる「Ll」。
日本語表記では「ス」が圧倒的に多く、おそらくそれで間違いないです。…が、実際に発音するときには、「ス」よりも「ク」に近いほうがウェールズ人には通じやすいのではないかと思います。
たとえば、"教会"や"庭"や"村"を意味する「Llan」は、町名や住所の中にも頻繁に登場する単語ですが、これは(英語表記では)「Chlan」か「Thlan」の真ん中あたりを目指して発音する…とうまくいくのではないか…と(笑)。

…で、「Machynlleth」のように、文中にある「ll」は「ス」でOKかと思います。
Llangollen」という町がありますが、私の中では、「スランゴスレン」というよりは「クランゴスレン」です。ただ、この場合、「ク」は思い切り喉に引っ掛けてください。

というわけで、続けてみます。

□□■■□

(なぜかスノードニアの山や湖の名前が多かったのですが…)。

>> Craig Cau
「クライグ・カイ」

>> Craig Llwyd
「クライグ・スロイド」
(*「Craig」はロック(岩)の意味です。)

>> Llyn Cau
「スリン・カイ」
(*「Llyn」は湖の意味。)

>> Mynydd Moel
「マニーズ・モイル」
(*「Mynydd」は山の意味。)

>> Pen y Cadair
「ペナカデー」

...「ウェールズ地名読み-3-に続きます」。

ウェールズ地名読み -1-

2007年09月07日 09:26

拙エントリー「難読地名 -UK-」に、Surbitonさんより、ウェールズ地名の読み方に関するお題をいただいたので、改めてエントリーにしてみたいと思います。

上記エントリーのお返事にも書かせていただきましたが、ウェールズ語発音は、そのひとの出身地、居住地(特に北か南か)によってもだいぶ違ってくるうえに、カタカナ表記が非常に難しい言語のひとつでもあるのですが、敢えて(笑)挑戦してみます。
(さらに、どういうわけか私の友人は北ウェールズ出身が多いので、北寄り発音になっているかもしれませんが、ご了承くださいませ。)
添削は大歓迎でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

□□■■□

(以下、順不同でいかせていただきます。すみません。)

>> Aberdovey
ウェールズ語表記では「Aberdyfi」になります。よって、「アバダヴィ」。

>> Builth Wells
これは英語表記なので、発音も素直にそのままです。「ビルス・ウェルス」。
ウェールズ語名は、「Llanfair-ym-Muallt」。

>> Machynlleth
「マハンスレス」で間違いないです。
「Cynllaith」(→カンスライスさん=ひとの名前)の「Ma」(マ)(=フィールド)の意味…だそうです。

>> Abermawddach
質問では「Albermawddach」となっていたのですが、おそらく「Abermawddach」のことではないかと思います。
「アバマウザッハ」
英語名(Barmouth)のほうが一般的ですね。ちなみに、「Mawddach」は川の名前。

>> Brenin Llwyd
地名としての「Brenin Llwyd」というのはわからないのですが、スノードニア神話の山の神様、「Brenin Llwyd」(「灰色=Llwyd」の「王=Brenin」)のことでしょうか?
「ブレニン・スロイド」。

さて、厄介な「Ll」です(笑)。
おそらく、イギリス人には非常に難しい発音のひとつかもしれません。> LL
(逆に、ドイツ人なんかは難なく発音しちゃってますが…。)

...というわけで、長くなりそうなので「ウェールズ地名読み -2-」に続きます。


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