2007年 12月
11 | 2007/12 | 01

Elizabeth: The Golden Age

「Elizabeth: The Golden Age」(Official Site
自分では観る予定に入れていなかった映画だったのですが、夫に引き摺られて(orz)、鑑賞(笑)。

ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)のエクセレントな演技を超えるほど良かったのが、クライヴ・オーウェン(Clive Owen)。個人的には、メアリー・スチュアート(Mary Stuart)を演じたサマンサ・モートン(Samantha Morton)に花丸。
そして特筆すべきは、その映像美。
風景、建物、衣装、デザイン、色彩......、そのどれをとっても視覚的にファースト・クラス。ビジュアリーには今年の最高傑作に位置するのではないかと思います。(サマンサ・モートンの「赤と黒」は、特に美しかったなぁ〜。ため息)

...が、映画的にどうなのか...というと、どうもピンとこないんですよね。
これだけの役者とセットを使っていながら、「人間」や「心理」が存分に描けていない。エリザベスにとっても映画にとってもクライマックスでもあるべき、「アルマダの海戦」も、その映像美を誇示するがあまりに、やや消化不良気味...。
映画には出てこなかったけど(確か...)、「I know I have the body of a weak and feeble woman, but I have the heart and stomach of a king.」←このあたりの心理描写をもっと見たかったかなぁ...と。(とりわけ、「女性」の部分をしっかり描いたあとだったしね...。)

いずれにしても、イギリス人のための映画だなぁ...と。
最後まで「イングランド」礼賛がめいっぱいで、イングランドでの評価は高いだろうけど、各国ではどうなんだろうなぁ?という感じの印象も受けました。特に、最後の2行とかね(笑)。

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というわけで、「Die Fälscher」に続いて、納得のいかなかった映画。
そういえば、息子は「The Golden Compass」を観てきたのですが、「悪くはないけど、でもとりわけ良い映画でもなかったし...」とのこと。ふうん。


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