ゴリラのあと -Cadbury-

2008年05月31日 08:10

英国民を騒然とさせた(違)チョコレートのキャドバリー(Cadbury)のゴリラのAd(TVコマーシャル)と言えば、去年うちでもご紹介させていただきましたが(>> キャドバリーのゴリラ)、その続編が今年の4月ごろからオンエアされております。

制作は、ゴリラで一躍有名になったFallonエージェンシー。ダイレクターは同社のJuan Cabral氏デス。
ゴリラほどのインパクトはないものの、なかなか味のある一作なのではないかと。
で、ゴリラの「In The Air Tonight」(Phil Collins)同様、「Don’t Stop Me Now」(Queen)が、しばらく頭から離れなくなります。(私だけ?)



人間の手は要らなかったんじゃないか?って声が圧倒的に多いですけど、みなさまはいかがでしょうか?
これ、ちょうどBAのヒースロー新T5(Terminal 5)騒動が起こっていた頃にオンエアになってたので、「あぁ、こうやってBAは荷物を失くしていたのか...」というしゃれにならないようなささやきがいっせいに上がったのも事実です(苦笑)。

イギリス人のための東京ガイド

2008年05月28日 09:02

シドニー・ポラック(Sydney Pollack)死去のニュースをいままで知りませんでした。合掌
監督作品として私が最後に観たのは「The Interpreter」でしたが、出演しているのを最後に観たのは「Michael Clayton」だったかな...。ただ、個人的にもっとも印象に残っているのは、「オーケストラ・シート(Fauteuils d'orchestre)」です。
ご冥福をお祈りいたします。

さて。
ちょっと興味深かったので、以下メモ代わり。
>> The best way to find meaning at work? Don't look for it (BBC)

次のさて。
ここ1週間ばかり、日本の動物のニュースがふたつ、報道されてました。
まずは、自分の名前と住所を喋って(!)無事帰宅できた、流山市の迷子ヨウムのヨースケくん。
>> Yosuke the escapee parrot knew his name and address (Times Online)
それから、和歌山県・貴志駅の猫のタマ駅長。
>> Cat puts Japan rail firm on track (BBC)
すごい。宮沢賢治の世界みたいだ。

日本関連で、イギリス人のための東京ガイドが載っていて、ちょっとおもしろかったので、再びメモ。
>> Tokyo: the insider’s guide (Times Online)
新橋のガード下っていうのは、「日本に行くならここ!」見たいな感じで英国では必ず出てきますが、日本のサラリーマンの象徴のような場所なんでしょうか?
さらにおかしかったのが、

..., Mitsukoshi and Matsuya, both of which have basement food halls that make Harrods look like Woolworths.


日本人のハロッズ人気からすれば逆の視点ですが、でも確かに言えてるかも(笑)。日本のデパ地下は偉大です!
東京国際フォーラム(Tokyo International Forum)も出てきますが、これは、ネオ屋台村とかいうやつのことかな?前回ミスしたので、次の帰国の時にはチェックしなければっ。

ところで、ザ・ペニンシュラ東京を利用した東京5泊の旅(英国発)は、£1,695(35万円)からとのことです。なんだか、安いんだか高いんだかわからなくなってきた。

継承者

2008年05月27日 08:52



一時、精神的距離が大きく離れたこともあったのだが、しかし、あまりにも似過ぎた性格ゆえ、何も語らずとも分かり合えるところがあるらしい。
この二人の間にいると、「所詮わたしは他人だな」と思うことが何度もある。



ヴァイオリンを途中で投げたので、「Thank Goodness, こっちの道には進まないかもしれないな」と、正直ほっとして、アートに興味が移ったのを歓迎していた。



…が、結局、血は争えないようです。
ヴァイオリンから入ったのも父親と同じならば、その後楽器を変えて、最初に弾いたのが、グリーク(Grieg)の「In The Hall of The Mountain King」(Peer Gynt)というのも同じ。
父親譲りの時代物のメトロノーム(Metronome)と音叉(Tuning fork)を使いつつ、毎晩練習体制。
ただ、夫と夫の家系はハードルが非常に高いので、おそらく苦痛も大きいのではないかと思います。
「ううむ。茨の道よのう...」と思いつつ、私がコレクションしていたCDを嬉々と引き取っていく息子を見ると、「ま、趣味は合わないよりは合ったほうがいいか」とお気楽に考えたりもして。

ところで、一番上のメトロノームは、手のひらにすっぱり収まるサイズの「CADENCIA」で、Home Watch Co Ltd社製造のスイス・メイド。非常に正確でよくできております。

Sweetmeat

2008年05月27日 03:23



ギリシャ料理さえ与えておけば幸せなうちの夫と、「Lidl」の「ギリシャ展」へ。(←と、そんな大仰なもんではなく、ただ「Greek Specialities」が今週のセールだったLidlへ、月一の大型買出し。)
夫の買う定番は、「ドルマデス」缶(お肉が入っていないものなので、「ドルマデス・ヤランジ」でしょうか)、グリーン・オリーヴの大瓶、フェタ。
私は、ロシア人のご主人を持つばこさんが以前書かれていた、「ハルヴァ(Halva)」をゲットするべくスウィーツ・コーナーをうろうろ。(タコ缶は通過。笑)

…で、ハルヴァの前に出遭ってしまったのが、以前も記事にした事のあるルクミ。イギリスで言うところのターキッシュ・ディライト(>> ターキッシュ・ディライト...または、ルクミ)。



箱には「Loukoumia」。これは複数形で、単数形が「Loukoumi」。トルコ語の「Loukoum」が語源で、西欧での名前は「Turkish Delight」。
で、このギリシャ版。こちらで普通に手に入る「Turkish Delight」と比べて味の濃さ(+甘さ)が10倍(笑)。村上春樹さんが、「雨天炎天」の中で描写されている、

「これはもう歯が浮いて顎がむずかゆくなるくらいに甘い。」

というのを実感してしまうほどの甘さ。(「Turkish Delight」ではそこまで感じなかったです。)
「原材料:砂糖(55%)、グルコースシロップ、コーンスターチ...」。たはーっ!これは火を見るより明らか。>高カロリー orz



そしてもうひとつ。ばこさんの記事を読むまで知らなかった「ハルヴァ(Halva)」。



初トライで、口に含んだ瞬間に、「懐かしい〜〜!」。
いろいろな種類があるそうですが、今日買ったギリシャ版(じゃなくて、正確にはマセドニア版)ハルヴァは、タヒニ(ゴマペースト)とグルコースシロップが原材料。「Tahini」はかなり好きなので、これもファンになりました。カロリーのことはこの際考えないことにします。ええ。
「Halva」とは、アラビア語の「ḥalwā」が語源で、これが「Sweet」という意味なんだそうですが(そのまま)、セモリナ・ハルヴァ、セサミ(タヒニ)・ハルヴァ、フロス・ハルヴァ、サンフラワー・ハルヴァ...と種類も豊富。わたあめのような毛玉のようなフロス・ハルヴァも食べてみたい...。

Deep Fried Cod Roe

2008年05月26日 08:49



英語の場合は特にそうなのだけれど、「The words come out before I think about it.」です。
「Desperate Housewives」を見ていたら、スーザン(Teri Hatcher)が似たようなことを言っていて、「あぁ、よくわかる...」と自己嫌悪。
スーザンといえば、前シリーズになりますが、「Klutz」(クラッツ)(*おっちょこちょいで間が抜けている...)と描写されていて、「あ、これは英国英語では使わないねえ」と夫と話した覚えがあります。主に米口語なのだと思いますが、実は語源が同じゆえ、ドイツ語にも「Klotz」という同様の表現があり、それで記憶に残ってました。(*ドイツ語の「Klotz」には、丸太とか積み木という意味もあります。)
英国英語だと、「Clumsy」(クラムジー)で代用され、口語では「Pillock」が一般的でしょうか。
ま、どうでもいいことですけど。

ハーフターム時の息子のケア人調整をしながら、BBCの「Long school holidays 'should end'」を、「頼むっ!」と期待を込めて読んでいたら、後ろから来た息子に「鬼!」と言われましたわ(笑)。
んが、身近に親も親類もいなくて、友人も限られている(みな、ほぼ仕事している)ってな場合、長い休みをどうするか…っていうのは切実な問題です。働いても、結局デイケアにごっそりお金を持っていかれることになる…ってケースも多くて、泣くに泣けないって友人も結構います。
英国の場合、子どもを一人にできる法的年齢(Legal Age)というのが設定されておらず、"in a manner likely to cause unnecessary suffering or injury to health" (Children and Young Persons Act 1933) とみなされた場合に、両親が罰せられることになるようです。…で、これが結構難しい。ガイドラインとして、「12歳以下の子どもを(日中)家に一人残すべきでなく、また16歳以下の子どもを夜通し一人にするべきではない」(NSPCC)っていうのはありますが、実年齢と精神年齢が比例していない場合も多いわけで、この辺はすべて両親の裁量。(もしくは、警察の判断。)
ちなみに、ベイビーシッターができる年齢は、UKでは「14歳以上」とされてます。

…と、長くなりましたが、バンクホリデー3連休、中日の日曜日は、ひどい天気になりました。雨と風と低温で、一気に10月に進んだような陽気。こういうときは「手抜き」よね。(→あなたの場合はいつもです!)と、久しぶりに「Fish&Chips」。私は、Codではなくて、Cod Roe(たらこ)。
以前もご紹介したことがありましたが(> フライドたらこ)、あれ以来なので、2年ぶり!(笑)

250508b.jpg


この町のチッピー(chippy)(←Fish-and-Chip Shop のことです)は、ほぼ全部(おそらく6軒?)試してみましたが(笑)、この、「揚げたらこ(Deep Fried Cod Roe)」を置いてあるのは一軒のみ。この店のチップスは最低なのだけど(orz)、でも「揚げたらこ」は、悪くないです。はい。1個、£1.60(約320円)。

三種の神器

2008年05月25日 08:45



休みの日の気持ちの良い午後。コーヒーとともに何か甘いものがほしいけれど、ケーキを焼くのは面倒だし、市販のビスケットも飽きてきた。
で、今日、ただ思いつきで作った「即席レモンチーズケーキ風(なんちゃってバージョン)」。←名前だけ無意味に長いです。笑

(1) クリームチーズにレモン汁を混ぜて、少量の砂糖とともによく混ぜ合わせる。
(2) 全粒粉のパンをスライスしてトーストする。
(3) トーストしたパンを2等分して、その上にクリームチーズ・ミックスを乗せる
(4) ハチミツを回しかけてミントを添える。



コーヒー豆を挽いて(←一応、挽いてます。ええ、コーヒー中毒なので...)、フィルターで抽出するのを待つ時間でできてしまう一品。これを料理とは呼ばないと思いますが…笑。
ちょうど、「レモン・ツリー・ハニー(Lemon Tree Honey)」があったのでそれを使い、大きくなってきた窓辺のハーブのミント3種を適当に配合しました。
あまりにも簡単な割には、レモンチーズケーキ風で美味しかったです。はい。
いずれにしても、最近は、クリームチーズを有効利用しています。
美味しいね、フィラデルフィア。

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明日(日曜日)発売の、「Observer Food Monthly」に記事が載るそうですが、イギリスのトップシェフの選んだ、「キッチン戸棚の常備品」。
>> Chefs' store-cupboard essentials (Guardian)

ちょっと興味深いので、明日読もうかなぁ...と思ってますが、いずれのシェフからも愛されている、英国トップシェフ版「三種の神器」が、以下の通り。

まずは、塩フェチの私も常備してます、マルドンの塩(Maldon Sea Salt)。
日本でも販売されているそうですが、え!1000円。UKでも決して安くはないんですが(> Maldon)、でも£2ほどで購入可能デス。
その他、同社の「Tidman's Rock Salt」も使っていますが、これも結構美味と思います。


次。日本でもおなじみの、ディ・チェコ(De Ceccco)のパスタ。
これは、ほんとに美味しいですよね。まったく味が違う。
とりあえず私も、海外に移住する前の東京時代からファンでした。吉祥寺は「三浦屋」でいつも購入しておりました。わはは、懐かしい。
以前から無類のパスタ好きですが、実は最近、パスタを食べると胃の調子が悪くなる...という衝撃の事実が判明。そういえば、去年も医者に止められたんだった(>小麦粉)orz と、再び小麦粉摂取制限の道を進むことになりそうです。少量なら問題ないはずなのだけど、パスタを食べだすと止まらなくなる性格で(←アホ)、それがいけないのかなぁ...と、反省。あああ。


そして3番目が、マスタード。ブランドはシェフによって様々だそうですが、イギリス人の必需品。
スーパーで一番良く目にするのは、「コルマンズ(Colman's)」のマスタードでしょうかね?うちではホールグレイン・マスタードのファンなので、何かしかが、わさびのチューブの隣に置いてあります。ふふ。


自己流手抜きレシピとトップシェフの選択を並べた上に、さらに手抜き女(←わたし)の好みまで書くとは、おこがましいにも程がありますが、 私のキッチン三種の神器と言えば、
まず「塩」(常に数種類常備)と「タバスコ」。それから「日本米」か、やっぱり。

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と、ここまで書いてアップしたあとですが、既にオンライン上に記事がアップされていたので補足リンクしておきます。
>> Kitchen confidential: Inside the chef's larders


Cheese and Branston Toasties

2008年05月25日 01:00



チーズ&トマトも美味だけど、やはりイギリスにいるのなら、チーズ&ブランストン。
Branston Pickleをそのまま入れてもいいけれど、今回使ったのは、Squeeze ボトル入りのBranston Smooth Pickle。チーズはもちろんチェダー。



バターもたっぷり仕込んで、土曜日のブランチには最高です。
味の引き締めにスペアミントも添えて紅茶とともにいただけば、気分はモンティ・パイソン(←違)。

2%

2008年05月24日 08:38

久方ぶりに、テンプレを変えてみました。
以前から、ぜひお借りしたい!と狙っていた、Nefertさんの「Amaris」を、マイナー・カスタマイズ。感謝です。

今週は、「The Apprentice」で、唯一の「クラス」だったレイフ(Raef Bjayou)が、ほとんど意味なくFireされて、やけに悲しい週の後半。orz
下馬評では「今年の勝利者」と確信されていただけに、かなり不満な途中経過。
実力の面では確かに「んん?」なところもあったのだけど、しかし、彼のマナー、言葉、洋服、髪、ルックス、仕草...、どれをとっても、「目に麗しゅう」ものだっただけに落胆(笑)。

インタビュー読むと、おもしろいんだけど…。
>> Proud to be pompous (Guardian)



話変わって、Guardianの「The end of easy meat?」を読んでいて、英国でのベジタリアンの割合が、2%...というのに、「嘘でしょ!?」と首を傾げました。(時々魚なんかも食べる、いわゆる「なんちゃってベジタリアン」は、5%...とのこと。)
2%で、この「ベジ食材普及率」というのは、一体…。
んと、記事の内容は、昔から言い古されていることの使い回しで、「いまさら、なんねん?」て感じですが、なぜか数字のみに目が行きました。

いまはうちもかなりの「フレキシタリアン(Flexitarian)=菜食が基本なのだけど、時と場合によっては、肉も魚もいただく」になっていますが(以前は、強固なベジタリアンでした)、息子はいまだに、赤身の肉はかたくなに食べません。
7月に学校でフランス旅行してくるんですが(*フランス語を履修している子たちの語学研修というのが名目だけど、ドイツ語を履修している子も参加可能な学年末旅行)、食事の選択肢は、「バーガーとかベーコンなんかが出たら絶対に食べられないから」という理由で、ベジタリアンを選択。
「2%」(←こだわる!笑)でも、ベジタリアンの選択肢があるんだよなぁ。日本だったら考えられないような気がします。ま、宗教も入り組んでいるから...ってこともあるんでしょうけどね。>UK

晴れの日が多かった先週に比べて、今週はいきなり初春に逆戻り。雨も多く、「これで夏は終わったのか!?」と危ぶむ日々。(去年のことがあるからねえ...。)
来週の月曜日がバンクホリデー(Spring Bank Holiday)なため、週末はさんで3連休の大英帝国。祝日が異様に少ない国なので、連休が晴れてくれるといいんだけどなぁ...と、贅沢な希望を唱えております。(洗濯したいものがたくさんあるのよううう。)

ビブ -BIB-

2008年05月19日 09:23



ポピュラーなものはいいとして、魚の名前っていうのは難しいですね。
いまだに、「なにこれ?」っていうのとよく遭遇します。昨日出会ったのが、「Pouting fillets」。
しっかり卸されていたので原型が見えず、ただわかるのは、白身の魚ってことだけでしたが、安かったので(笑)購入。



調べてみたら、Pouting(Pout)っていうのは、「小型のタラの一種」なんだそうで、「Bib(ビブ)」とも呼ばれるそうです。「ビブ」なんて言われたら、「よだれかけかいっ!?」と突っ込みそうになりますけど、「Pout」(←不機嫌に口を尖らせる意味)だってねえ(笑)。



が、しかし、味は淡白で、美味しゅうございました。
一応「フィッシュ&チップス」風に仕上げましたが、実はこれ、揚げてないんです。
魚の切り身に少々の塩をまぶして、小麦粉を薄く打ち込んで(ダスティング)(今日はここに、パセリのみじん切りも投入)、オリーヴオイルを薄く塗ったバットに重ならないように並べ、さらに上からオリーヴオイルをまわしかけて、オーヴンのグリル機能で両面をじっくり焼き上げてます。

友が最近落としていってくれる(笑)、(ペンブロークシャーにて)釣り立ての虹鱒(レインボー・トラウト)をこの方法で調理してみたらかなり美味しくできたので、それ以来うちではグリル式です。

付け合せは、冷凍のチップスときゅうりとトマトとにんじんのサラダにブロッコリーのゴマ味噌マヨ和え。
ごちそうさまでした。

Channel4で、Hugh Fearnley-Whittingstall がやっていた魚料理番組、「River Cottage: Gone Fishing」でもこの魚が出てきたようです。これ、好きで見てたんだけど、覚えてないんだよなぁ...。
>> Crumbed pouting fillets with chunky tartare sauce recipe

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最近、ポーランド人と知り合う機会が多いのですが(町の中のポーリッシュ人口が異様な増加をしているんで、当然と言えば当然なのかもしれないけど)、感じたこと、いくつか。

北ウェールズに住む友人(ウェルシュ)によれば、ポーランド人は人種差別の格好の対象になっていて、ポーリッシュ・デリに夜な夜なレンガが投げ込まれたり、暴力を受けているケースも多いのだとか。
問題は、この国の失業率の高さと貧富の激しさと物価の高さと、異常なまでに高い税金なのでしょう。人種が融合している都市部ならともかく、そうではないウェールズの地方都市に、いきなり労働力としてのポーランド移民が大量に入り込んできた場合、生活に苦しむウェールズ人が思うことはふたつ。1) 移民が地元ウェールズ人の職を奪い、そして 2) 移民として受ける恩恵(無料の医療費とか低所得者に払われるベネフィットとか支給される家とか学費とか...)は、ウェールズ人が払っている血税なのだ...という(偏見に満ちた)誤解。
そして逆の誤解は、ポーランド人が抱く英国神話。
"In my country (Poland) there is a myth that in the UK life is better and easier, so we migrate in search of a better future."(Don't misunderstand us Poles -BBC-
このリンク先のポーランド人(ここでは、"Poles"と呼ぶのが一般的)が書いた文章を読むと、思わず「ぁい?」となりますが(笑)、しかし、英国や英語を知らずに入ってきてしまう人は多いのかもしれませんね。(それがきっと、偏見の別の理由。)

私の住む町では、前出の北の町ほどのあからさまな差別はないものの、しかし差別を感じているポーランド人は多いです。
が、同様に、弱者になり切って嘆き続けてしまう場合もあるんじゃないかと。

友人は、大学のギャップイヤー(gap year)を利用して、ここで会社勤めを経験したのだけれど、「大学生」のアルバイトなため、時給制で有給もなし。これは契約書による雇用関係ではなく、「Zero Hour Contract」と呼ばれる労働契約。つまりアルバイト。保証はなし。
非常に仕事熱心で頭脳も明晰な友人だったので、明らかに「アルバイト」以上の貢献をしてきたけれど、でも昇給もなければ有給も取れないことに嫌気が差して退職。気持ちはわかるのだけど、でもこの条件は、イギリス人でも同じこと。それがいやなら、学生を辞めてきちんと就職し直すしかない。そうすると、高い税金も払わなきゃならないし、学生向けの安いフラットにも住めなくなる。
が、友人が繰り返すのは、「これがポーランド人に対する差別。イギリス人だったら、絶対こんな扱いは受けない」。
「うううううううんんんん。違うと思う。」と言っても、既に「弱者図式」が完成してしまっているので、心を開いてはくれません。
すんごく良い人で、これからも長く友人を続けられそうな気がするんだけど、でも話をしていると、おそらく一生分かち合えないだろうなぁ...というものを感じたりするんですわ。

...と、ただの魚の話が、妙な方向に流れました。いつもながらすみません。

エイミー・ワインハウスのアイライン

2008年05月19日 04:51

「好きなセレブ・嫌悪するセレブ」の英国版。(←自分で書いておいてなんですが、いまだに、セレブ(celebrities)という言葉に納得いかないです。便利なので使ってますけど。)
この結果を受けて、BBCが記事を書いてますが、おもしろいことに「嫌悪」トップ5のうち4人は女性。反対に「好感度」が高いのは、全員男性。
>> :: Hated celebrities :: Of the most vilified stars, why are so many women? (BBC)

こういうアンケートに答えるのは、性質として女性が多いからなんじゃないのか?...と、単純に思いましたが、いずれにしても、タブロイド紙とメディアの力、大ですよね。

THE MOST HATED
1. Heather Mills - 28.3%
2. Amy Winehouse - 11.4%
3. Victoria Beckham - 10.2%
4. Kerry Katona - 10%
5. Simon Cowell - 4.6%

MOST LOVED
1. Paul McCartney - 14.9%
2. Lewis Hamilton - 11.2%
3. Gary Lineker - 11.2%
4. Simon Cowell - 9.7%
5. David Beckham - 9.4%

(Source: Brands We Love and Brands We Hate, Marketing magazine)


サイモン(Simon Cowell)がどちらの項目にも入っているのは、彼の露出度の高さも同時に表しているような気がします。春・夏の「Britain's Got Talent」から秋・冬の「The X Factor」まで出ずっぱりで、さらに「アメリカン・アイドル」やらトーク・ショーやら、TVをつければサイモンな英国メディア。
ヘザー・ミルズ(Heather Mills)とサー・ポール(Paul McCartney)、ポッシュ(Victoria Beckham)とベッカム(David Beckham)がそれぞれ対峙して入っているのもおもしろいけど、元アトミック・キトゥン(Atomic Kitten)のケリー・カトーナ(Kerry Katona)は、「妊娠中の喫煙、飲酒、ドラッグ」が明るみに出てから、嫌悪される女性のトップの常連の模様。

同じく「ドラッグ問題」ではおなじみのエイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)。最近は、「ドラッグ問題」仲間のピート・ドハーティ(Pete Doherty)とペアで記事になることが多いですが、そのふたりがアップしたYou Tubeビデオが物議を醸してますね〜。

生まれたばかりのねずみ(極小)を自分の指にとって、夫(Blake Fielder-Civil)に向けたメッセージを語らせていて、それもわけわかんないんですけど、変なブルーの映像の中で、ふたり(エイミーとピート)の指の汚さがもっとよくわからない。Yuck!!





ちなみに、ねずみの赤ちゃんを使ってエイミーが喋っているのは、

"This one's got a message from Blake,"
"Blake, please don't divorce mummy. She loves you ever so. Hang on, my big brother wants to say something."
"Yeah, if you divorce her you'll have me to deal with. I'm only a day old. I don't know what I'm doing but I know what love is."

うげっ。
ちなみに、生まれたばかりの(ねずみの)赤ちゃんは、母親と引き離すべきではなく、また、人が触って「人間臭」をつけるのは決してしてはいけないことだそうです。人間臭のついたベイビーは、母ねずみが異物とみなし、世話をしないかもしくは食べてしまうかの運命をたどることになります。野生の本能を持つ動物は、ほとんどがそうか...。

と、まじめな批判も動物愛護グループから起こっていますが、最近のエイミーの凋落振りを嘆いているのは、エイミー・ファンのようです。

ところで。エイミー・ワインハウスといえば、アイライナー。
彼女の影響を受けて、重くて黒いキャッツ・アイは、英でも流行っているようですが、これは結構日本人顔にも似合うんではないか...と。え?ダメですかね?
興味がある方は、こちらもどうぞ!
>> Eyeliner like Amy Winhouse

ウサギいろいろ

2008年05月17日 10:47

先月日本に帰国していたときに、ガソリン価格の話題がニュースになっていましたが、即思ったのが、「日本、安っーい!」。
今日ガソリンを入れてきた夫によれば、1リッター当たり£1.25。今日のレートで、255円です。高い、高過ぎるぞ、イギリス。

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Rabbit caught in the headlights」と聞いて、頭シラミの中で立ちすくむウサギを想像してしまった私はアホです。(ヘッドライスやなくて、ヘッドライツねん!...笑)
...というわけで、すくんで身動き取れなくなる状態です。

同じ「うさぎ」でも、ドイツ語では、"Rabbit in front of the snake"(Kaninchen vor der Schlange)となります。

で、ウサギばかり浮かんで、「日本語だとなんだっけ?」と一瞬迷いましたが、これは「蛇に見込まれた蛙」(もしくは、「蛇ににらまれた蛙」)でいいんでしょうかね?
↑自信なし(情けない)



今日は息子の歯医者の予約のあった日で、学校に早退届を書き、私たちは仕事で同行できないので、付き添いをお願いした人に委任状まで書き、万全の体制を整えておいたのに、学校そばのバス停で、定刻に10分ほど遅れて到着したバスが待ち人を無視して素通りしたそうです(激怒)。
待っていた人が4人ほどいて、バスが込み合っていたわけでもないのに、ドアの目の前まで走っていった息子を振り切って通過したバス(再激怒)。不幸にも、そのときは土砂降り。
一緒にバスを待っていた大学生が、「That's why I hate xxxxx !!! (←この町の名前)」と空に向かって叫んだそうですが、同感。この町では、こんな解せないことが日常茶飯事です。

ところで、そんな町でも、転職した最初の週が過ぎました。
どことなくサイバーステーションみたいなオフィスでね。久しぶりに大型マックと対面して、昔の別れた恋人と再会した気になりましたが(笑)、しかしスタッフもサイボーグ系多し(苦笑)。
これ、慣れるまでには、やっぱり数ヶ月はかかるかなぁ。
昔の職場からも、いまだに翻訳・通訳(美術関連)の仕事はいただいるし、経歴16年ほどのフリーランスの仕事(音楽業界)も、規模は縮小したもののいまだに現役なので、まだ遠近両用メガネ(違)ですが、久しぶりに「会社!」って感覚を味わってます。結構新鮮。
それでも、あまりにも小さな町なので、「あぁ、ミニチュア」と一日5分くらいはディプレッシヴになったりもしますけど、ま、いいや。

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えと、息子が家でペットを飼い始めました。
私はこういう系は、昔から好きなのでいいんですが、これにフォービアを持たれる方もいらっしゃるとlearnしたので、下に隠します。興味のある方だけどぞ。

このあたりは新興住宅地で、人工的な部分もかなり多いので、この「生き物」を目にする機会が非常に少ないです。(これの殻なしは、うようよいますけど。)
ヘッジホッグが今年も現れるようになったし(嬉)、ブラックバードも庭のミミズをつつきにくるのが日課だし、もしかしたら姿を見る前に「えさ」になっているのかもしれませんが...。

[ウサギいろいろ]の続きを読む

Bye Bye Henin. Justine Henin引退

2008年05月15日 08:25

Henin.jpgウィンブルドンまであと1ヶ月とちょっとだなぁ...と、数日前に開幕日をチェックしたばかりでした。(今年は、6月23日から7月6日

そして本日(5月14日)に公式発表が行われた、この衝撃的なニュース。
>> Henin announces shock retirement (BBC)
>> Justine Henin confirms retirement (Times Online)

ジャスティン・エナン(Justine Henin)、引退です。

過去、ここでも書きましたが、シャラポワに代表されるような、昨今の主流である「パワー+雄たけび+モデル路線」の「それは違うよ」テニス・プレイヤーに魅力を感じないので、エナンのような選手が見られなくなるのは非常に悲しいです。
もちろん、昔のシュテフィ(Steffi Graf)なんかに比べたら、地味でつまらないプレイだったかもしれないけど(←夫談。ちなみに彼は"Love Steffi"...)、でも私は好きでした。

BBCの記事中のコーチのコメントを読んで、うるうるきていた私はアホ?orz

"Tennis became more than just winning for Justine and just winning wasn't enough for her anymore," he said.
"She used tennis as an outlet for her emotions and finally with her life now reconciled, she no longer has the fire that drove her to success. She has come full circle."

ぐおおおおーっ。フル・サークルっ。しかも彼女、25歳です。
微妙に考えさせられました。ううむ。

しかし。
ふぅぅぅぅぅ。私の溺愛する、セバスチャン・グロージャン(Sébastien Grosjean)も既に過去の人になりつつあるし(orz)、今年は、フェデラー(Roger Federer)以外では、誰を頼みにしたらいいんだろう。>ウィンブルドン

いずれにしても、バイバイ、エナン。グッドラック...です。

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ところで。私と夫は無類のテニス・ファンで、ドイツにいた頃からこの時期はTVにかじりついていたものですが、ウェールズに来て痛感したことひとつ。
ウィンブルドンに熱狂的になる人が、非常に少ない。orz

新しい会社でも、初日に聞かれたことは、「フットボール、好き?」でした。

「大嫌いです!!>フットボール」

…と、ここまで↑ストレートには言いませんでしたが(笑)、「いえ...」と濁したら勘違いされて、「じゃあ、ラグビーだね」と。(*ウェールズはラグビーが国民のスポーツ。)
きみたち、フットボールとラグビーしか選択肢がないんかいっ!!?
「ラグビーのチケットなら結構良い席が手に入るけど、行く?」とも聞かれましたが、「ごめんなさい!ラグビーもダメです。う。(ユーミンの「NO SIDE」は好きだったし、学生時代はお正月はラグビー...のときもあったのですが...。)」
orz
で、「んと、ウィンブルドンが... ...」と切り出したら、そのまま無視されました。ぶっ。

昔の会社でも、ウィンブルドンに一喜一憂していたのは私だけだったし(orz)、英国にいるのになんか悲しい。


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