European Health Insurance Card (EHIC)

2008年06月29日 21:44

7月。セカンダリースクール7年生(Year 7)終了のとき。
…というわけで、スクールトリップだそうです。



どこに行くかというと、フランス。パリ。
行きはドーヴァー(Dover)からフェリーで、帰りはユーロトンネルでフォークストーン(Folkestone)着。フェリーで1時間15分。ユーロトンネルで35分。
「最近の英--仏って、ほんとに近いわよね〜〜」…と言えるのは、ロンドン近郊〜イングランド南東在住者のみ…です。orz

このウェールズの田舎からだと、イングランド南東まで、バスで7〜8時間という罰ゲーム(違)つき。
そんなわけで実際は一泊二日の旅程ですが、ウェールズからだと三泊四日(車中2泊)。(ほんと、ウェールズなんて住むもんじゃないです。ええ。)
過去の例をとれば、生徒はみなバス内で夜中にはしゃぎ過ぎ(そうだよねえ...)、パリに着いて、バトー・ムーシュ(Bateaux Mouches)の中で爆睡するのだそうです(笑)。い、意味ない...。orz

ま、それはいいとして、この旅行にパスポートとともに、携帯絶対条件なものがもうひとつ。
それが、ヨーロッパ内の保険証、EHIC(European Health Insurance Card)。
これを持参しないと、旅行に参加させてもらえません。
これは、英国に居住していて、NHSのサービスを受けている人なら誰でも無料で申請して受け取ることのできるカードで、European Economic Area (EEA)内各国とスイス(*リスト)で、無料もしくはその国の居住者と同じ基本額で医療サービスを受けることができる…という優れもの。EU内をカヴァーしている国民健康保険証のようなものです。
このEHICが適応できない領域もあるので、同時に旅行保険に加入することもNHSは推奨していますが、それでも、ちょっとした怪我や病気の場合はEHICで十分なようで、持ってて安心。英国人でなくとも、NHS番号かNIナンバーがあれば申請できます。
オンラインで申請してカードが届くまでに1週間ほど。
>> European Health Insurance Card

やっぱり、EUっていうのは強いな...と感じる今日この頃。

バジル食むもの

2008年06月29日 19:10



今年はキッチンハーブガーデン作りに力を入れております。
強い海風でやられてしまうことの多い外ハーブ(+グリーン)に比して、やはり家の中は最適。

5月のはじめに購入した小さな苗(↓)も、



植え替えてかなり大きくなり、間引く(=食べる)のが大変なほど。特に3種類のミント(+外のレモンバーム)は、カフェイン・デトックスの際にお世話になりましたです。やっぱり自家製ミントティーはうまい。

その後、ガーデンセンターでさらに苗を購入して、いま一番見ごろ(=食べごろ)なのがバジル。
このバジルを一番美味しそうに食べるのが家の中に一匹。^^
というわけで、一番上(↑)の写真は、彼(?)のケージの中に入れる餌用でございます(んふ)。

(んと、「か」のつくものですが、嫌いな方は開かないでください。写真、でかいです(笑)。)


[バジル食むもの]の続きを読む

ティプサレビッチのタトゥー

2008年06月29日 09:59

第2ラウンドでロディック(Andy Roddick)を破って、その後も勢いに乗っているヤンコ・ティプサレビッチ(Janko Tipsarević)。
強いしキュートだし...ってことで最近注目が集まっていますが、今日のインタビューでも、なぜ試合中に書物をあまり読まないのか...っていうのを淡々と語っていて、再び好感度アップ(笑)。
知らなかったのですが、彼はドストエフスキーとかニーチェとかを愛する哲学派なんだそうですね。ほおお。
…で、今頃知ったのですが(←遅いっ)、両腕と背中のタトゥーは「日本語」。ほおおお。





Janko Tipsarevic Fan-Siteさんからお借りしましたが(上の写真も)、左腕にくっきり彫られているのは、「美しさが世界を救う」。
ドストエフスキー(Fyodor Dostoevsky)の「白痴(The Idiot)」からの引用(>> "Beauty will save the world")とのこと。「世」と「界」が離れていて微妙ですが、ま、気にしない...と。
で、右腕に入っているのは、奇妙なカタカナ。



(*Australian Open Tennis Championships 2008より)


彼の父親、母親、ヤンコ、弟の名前の最初の言葉をカタカナでつないだそうです。「パ ワェ ヤ ワェ」でしょうか?
(ちなみに、Pavle、Vesna、Janko、Veljkoがそれぞれの名前。)
普通のヒトにこんなタトゥーが入っていたら、「ぇ?」となりますが、ま、ヤンコなのでよし(ぇ?)...と。



そして背中のタトゥー。
「天分のあるひと」
なんじゃそれは!!??って感じですが、BBCによれば、「genius」(天才)の日本語訳。(ぇ?)
で、Wikiによれば、これはショウペンハウアー(Arthur Schopenhauer)の引用なんだそうですが、引用というよりは、ショウペンハウアーその人を「天才」と表して刺青にしたのではないか...と。よくわからんけど。
さらに、左肩には、彼のかに座の蟹がいるそうです。ふううん。
>> New Serb on the block (BBC)

お借りした背中の写真含めて、ヤンコをもっと堪能したい方は、こちらへどぞ!
>> ‘janko tipsarevic’(« tennis served fresh)

次は、ドイツのライナー・シュトラー(Rainer Schuettler)と対戦ですわね。今度こそしっかりタトゥーを見よう!(←なにか間違っている)

Bold as Brass

2008年06月28日 09:23

今日の「アンチッチ(Ancic) vs フェレー(Ferrer)」戦は途中から見たものの、結局最後まで(9時過ぎまで)目が離せなくなってしまいました。今年はウィンブルドンへのエンジンがなかなかかからなかっただけに、これで点火かな(笑)。ただ、「アンチッチ」って言って、いつもへなへな笑いたくなってしまうのは私だけ?orz

ところで、この試合中にBBCのアナウンサーが、アンチッチ(だったと思うんだけど、定かじゃない)がサイドラインぎりぎりに攻めたのを受けて、「すごい!」「Bold as Brass !!」と絶賛していました。

Bold as Brass. 英語の典型的直喩表現(Similes) のひとつで("as busy as a bee" みたいなもんね)、「非常に大胆!」と訳してよいかと思いますが、直喩を直訳すれば、「真鍮のように大胆に」。

ただ「Brass」自体に、「鉄面皮(Shamelessness)、厚かましさ」の意味もあることから、「Bold as Brass」は日本語でも「厚かましい」「実にずうずうしい」と訳される場合が多いようです。
英語でも、「そこまでやる?的不快に通じる(="insensibility to shame")大胆さ」と解されることが多いかも。
(→これは、「Brazen」(真鍮製の)=恥知らずの、ずうずうしい にも通じます。)

*ちなみに私の仕事用辞書(岩波)の訳は、「as bold as brass じつに心臓が強い 」。これはドンピシャリって気がしますです。

----- -----

で、ここからは完全に個人的な解釈ですが、こういう「Bold(大胆)」さ(↑)を、否定的にとらえない国民性というのもあるわけで、ドイツ人なんかは結構そうかも...と思ったりします。昨日のウィンブルドンのトミー・ハース(Tommy Haas)然り。うむ。

ちなみにドイツ語では、「frech wie Oskar」が、「Bold as Brass」と同義となります。
「frech」というのは、日本語訳ではえらく否定的なんですが(笑)、(>厚顔無恥、ずうずうしい、厚かましい、小生意気な...)、英語で言えば「Cheeky」。
このドイツ語イディオムも、特に否定的には使われないとのことで(夫いわく)、「言語」って数式のようには絶対に納まらないよな...と思う瞬間です。

I don't like her outfit.

2008年06月27日 07:25

今日、ストレートで、雄たけび女王シャラポワ(インタビューで喋るときはポワポワなのよね...)を下した、ロシアのアーラ・クドリャフツェワ(Alla Kudryavtseva)が、試合後のインタビューでシャラポワを評して "I don't like her outfit,"と語りだしたときに、思わずテレビの音声をアップしてしまったのは私たちです。くふ。
よく言った!
>> Defeated Sharapova gets dressing down

そういえば一昨年も、同じくロシアのエレーナ・デメンティエワ(Elena Dementieva)に、「あの声、うるさ過ぎる」って言われてましたっけね。>シャラポワポワ
>> Sharapova 'makes too much noise'

女性陣、ロシア・東欧系が多過ぎて、名前が全然覚えられません(笑)。

解毒痛

2008年06月26日 08:23



「そうだ、マスタークレンズ、しよ!」と思い立ったのが日曜日。
サマーセールもそろそろ本格的にはじまるというのに、身体も気持ちも怠けていてどうもいけてない。これはまずいぞ...というわけで、2005年の過去ログを再度掘り返して(>> Master Cleanse)、気合い投入。

さすがに勤務前にSWF(ソルトウォーターフラッシュ)をする自信はなかったので(汗)、これは割愛して、フルーツ断食系のカフェイン+アルコール抜き路線で。

一日目(月曜日):
水は軽く3L以上。職場にレモンを持ち込んで、レモン水にして大量に。
カフェイン、アルコールはなし。
朝・昼食とも、りんごとバナナ。
夜、グリークヨーグルト+はちみつ(オーガニック)。

...カフェイン断ちをしてすぐ起こる「ひどい頭痛」は来なかったものの、一日中「冷え」と「睡魔」がひどくて辟易。この日は体調もよくなかったせいか、集中力が低下しまくりで、これは仕事にも差し支えるぞ,,,と、路線変更を余儀なくされる(へたれ)。

二日目(火曜日):
水は1.5Lくらいに減らす(笑)。
カフェイン・アルコールはなし。
朝・昼食に、りんごとバナナに加えて、Nairn's の「Rough Oatcakes」を2〜3枚。
夜、梅干ごはん(むふふ)。
「オートケーキ」というのは、ケーキとあってもケーキじゃなくて、ホールグレイン・オーツが84%の薄型ビスケット。無糖。



これがこちらでは何種類もあって、おつまみになったりチーズやジャムなんかを乗せて朝食になったり、夜食になったり、そして「デトックス」の友としても有名(ぇ
腹持ちも良いので時間の無いときのランチとしても重宝。

話それましたが、この二日目で、いつもの頭痛がガツンときました。
「あぁ、私の身体はこんなにカフェインに毒されていたのねっ」ってくらいの、撃沈しそうな頭痛で、実際夕方過ぎからは頭痛で身動き取れず、「今日のウィンブルドン(20時から)」も見ずに沈没。ひどかった〜(泣)。

三日目(水曜日):
朝、おそるおそる頭を持ち上げてみたら、頭痛が通過していてほっと一息。(ほっ)
水よりもルイボス・ティーを大量飲み。
朝・昼食は、バナナとオートケーキ。
夜、りんごにサラダにハーブティー。

三日目の午後で、ようやく「憑き物が落ちたかな」って気になりました(ははは)。…が、まだ鬱が循環器のように時々回ってくるので、とりあえず今週はカフェイン+アルコール抜きでいこうかな…と。
フルーツ断食は結構気に入りました。
しっかし、いつもこの頭痛を体験するたびに、「コーヒーの飲み過ぎは気をつけよう」と思うものの、絶対学習できない女がひとり。orz
今度こそ... .... .... (ひゅぅ〜〜)。

押し寿司

2008年06月22日 21:50



前職時代の友人の自宅に招かれて、昔の友らと久しぶりに"旧交温めパーティー"へ。
主催してくれた友はフランス人。さらに、かなりの日本通。彼のような日本贔屓をフレンチでは「タタミゼ(tatamise)」と呼ぶんだそうで、家の内装を中世日本風にしている友人は真のタタミゼ(笑)。
このパーティー、実はテーマがありまして、彼がお米とイーストで自宅で醸造させていた日本酒(!)が飲み頃になった...というので、「Japonophile」パーティー!

ということならば、持参するのはやっぱり寿司だろう...ということで、押し寿司(ケーキ風)をふたつとさつまいものレモン煮を作って出かけてまいりました。



まずは、パウンドケーキ型で作った、スモークサーモン押し寿司。
クリームチーズ+マヨ+レモン汁+黒こしょうで作ったクリームをサンドした、ガトー・クレム・シャンティ(Gâteau crème chantilly)風(絶対違)。

で、次が丸型を利用した「シャルロット・オ・リ(Charlotte Au Riz)」(ますます違)。



これ、一番上に錦糸卵を乗せたのですが、型から出してみたらどうも寂しい。
というわけで、きゅうりの超薄切りを周りに貼り付けて、リボンをかけてみました。(←苦肉の策)

ほんとは、ぽめ姉さんのような素敵なサーモンのバラ(>> めでたい)を乗せたかったのだけど、私には無理ですた(号泣)。花型にんじんだって、なんだかなぁ...だし。orz

…と、反省点多しでしたが、こちらの外国人には非常にウケたのでした。いがった、いがった。

ところで。寿司飯を作るとき、いつもこちらで手軽に手に入るモルト・ヴィネガーや白ワイン・ヴィネガーで代用してしまうのですが、今回は、しっかり米酢を使用。
そして参考にさせていただいたのが、美味しい北海道に毎回ため息の、「寿司屋のおかみさん小話」(>> 寿司屋の酢飯(シャリ)の作り方
やはり、きちんと作ると、きちんと美味しくなるものですね。ごちそうさまでした!

ちなみに、彼の手作り日本酒は、イーストとレーズンでお米を醗酵させるタイプのレシピで、出来上がりはレーズンの味覚が前面に出た、酒ワイン風。
これに少々の砂糖を加えて味見させてもらいましたが、これがとっても「桂花陳酒」(!)。
アルコール度数は11度ほどに仕上がったそうですが、なかなか独特で美味。一瓶しっかりいただいてきちゃいましたよ(ふふふ)。
今度私もやってみよ!

ナメクジウオ

2008年06月20日 08:34



「どうせヒトなんて、ナメクジウオだったんじゃん」と思うと、なんだか気が楽になると思いませんか?

で、ナメクジウオってなんなの?と思ったら、Lancelet(もしくは、Amphioxus)なんですってね。へぇ〜。
でも私はやはり、「ナメクジウオ」という呼び方が好きです。
>> ナメクジウオのゲノムW0解読 脊椎動物の源流
>> Genome sequence of lancelet shows how genes quadrupled during vertebrate evolution

ところで、気候がいきなり「秋」化しています。雨と風が続いて、気温も下がり放題。
こんな変わりやすい気候も、きっと「ナメクジウオ」だったら、簡単に乗り越えられるに違いない。がんばろう。(←絶対違)。

隣の席の男の子のMacに「Fugu」(ソフト)が入っていたので、「だー、旨いんだよなぁ。特に寒いときのひれ酒と最後の雑炊」と、わけわからない「一人盛り上がり」(←危)をしていたら、どうも私の好物は「Blow Fish(←ふぐ)」だと勘違いされてしまったらしく(...orz...)、それ以来、「どういう味がするの?」「たとえると何?」「日本ではいつも食べてるの?」...と、「ぼくが好きなのはチェダー、きみが好きなのはふぐ」的ノリな質問攻め。(かすかな疲弊)
しかし、味わったこともなければ見たこともない子に、味覚を英語で表現するのって至難の業やわ。



精神的に安定していて、深い悩みは一頃に比べたらだいぶ減ったよなぁ...と感じるころ、「鬱は来たりて笛を吹く」ってな状態が訪れる...ってことってないですかね?
特に強い鬱でもないし、風が吹くように通り過ぎる一過性のものなのだけど、「あ、この感じって知ってるなぁ。早く通り過ぎてくれるといいなぁ」ってやつ。で、問題は(いまの私の場合)、なぜか「食べ過ぎ」ているんだよなあ(苦笑)。早く元に戻さねば(焦っ)。

Yumbles® Organic

2008年06月18日 08:20



ビスケット類は、特に好んで食べるほうではないのですが(...とは言いつつ、新しいものにはつい手を出してしまうんだよなぁ...。←ひっかかりやすい消費者の代表)、最近のヒットがマクヴィティ(McVitie's)の、Yumbles® Organic

Oat Nibbles」は時間のないときの朝食にもピタリです。
ちなみに原材料は、
Organic Rolled Oats (37%), Organic Wholemeal, Organic Palm Oil, Organic Sugar, Organic Invert Sugar Syrup, Raising Agent (Sodium Bicarbonate), Sea Salt.

カロリーが高いのが要注意ポイントですけど(笑)。

さて。映画「The Edge of Love」の公開記念ャンペーンで、いまウェールズは、どこを向いても「ディラン・トーマス(Dylan Thomas)」。
ウェールズに住むようになって、夫と「せっかくだしね」と「ディラン月間」を設けて(違...)、詩や伝記を読んだり、名所を回ったり、有名なパブに行ったりしましたっけ(過去)。ついでに、ディランはウェールズが大嫌いだった...という事実も知って、逆にもっと興味がわいたりしてね(笑)。
これらはほぼ全部、ブログをはじめる前の出来事なのでここには残していませんが(残念)、また機会があったらいつか...。
映画がらみだと、過去記事はこのあたりか。
>> 撮影

映画の撮影は、ここからさほど遠くない場所でも行われ、(うちのブログ内で言えば、ここ。>> たまの休みには...)、レビューも予想外に良いので、映画は観る予定。
自分の目には、シエナ・ミラーは大根にしか見えないのでぶんぶんひっかかりましたが、でも大健闘なんだそうで(やりやすい役といえばやりやすいのかなぁ。>妻のCaitlin)、何も考えずに観ることにしましょう。予告を見ると、マシュー・リース(Matthew Rhys)が、ほんとにまるでディラン・トマスで、彼の思い入れの深さもうかがえます。

しばらく好天が続いたなーと思ったら、今日は雨で気温も急降下。
それでも、ラヴェンダーはしっかり花を開き始めてくれました。うれしい。


ホワイトアスパラ三昧

2008年06月16日 07:42



季節もので、6月を過ぎたらなくなるだろうな...という危機感のもと(笑)、「Lidl」にて、ホワイトアスパラガス(うちでは、シュパーゲル(Spargel)としか呼びませんが...)を見かけると買い占めてしまう今日この頃。
4歳までドイツ暮らしで、「4月になったらシュパーゲル」というのが合言葉だったゆえか、息子もホワイトアスパラのファン。味もしっかり覚えているとのこと。ふうん。

ところで。ドイツやフランスなど、大陸では一般的なホワイトアスパラガスも、ドーヴァー越えてイギリスに来ると、ほとんど見かけなくなります。
「なんでやねん!?」と、最初はかなりショックだったのですが、実際、UKではグリーンはあってもホワイトアスパラは栽培されていないとのこと。(手間かかる野菜だしねえ...)。
が、昨今の"健康ブーム"や、セレブ・シェフの影響やらで、英国でもホワイトアスパラへの需要が高まり、今年はじめて、英国産のホワイトアスパラが出荷されるようになったそうです。(販売元は、M&Sのみで、100gで£2.49。(異様に高くない?)
>> Coming to a shop near you soon, the white asparagus grown in Britain (Daily Mail)
>> Asparagus is all white (Good Food Blog)

M&Sって言ったって、このあたりにはないし、フードマイルはかさむけど、我が家はLidlのオランダ産ホワイトアスパラ(£1.45)でなんとかしのぎたいと思います。
で、買い占めた貴重なアスパラ。
茹でたてにソースをかけて、じゃがいもとともに...が定番ですが、そこに何か工夫はできないか?と考えて出した答えがこれ。(ただの「もったいないソース」とも言います。はい。)



ホワイトアスパラは、根元の固いところを切り落として、さらに皮をしっかりむいて茹でますが、根元も捨てたくないのが心情(違うか...)。
というわけで、根元と皮をブレンダーにかけて、浅い油で狐色になるまでカリッと揚げてから、バターソースと合わせてみました。苦味と"揚げ感"とバターの甘みがほどよくGood!付け合せのじゃがいもにもピタリで家族にも好評。これ、うちの定番になりそうです。

さらに、ゆで卵とイタリアンパセリと砂糖(少々)とレモンで、茹でたての穂先だけを和えたアスパラ・サラダ。これは缶詰風で美味。(少女の頃、缶詰のホワイトアスパラが大好物でした。)

そして、茹で汁とサラダ(↑)の残りの部分のアスパラとじゃがいもで作ってみたのが、我が家流「シュパーゲル・ズッペ(Spargelsuppe)」(白アスパラのスープ)。



美味っ!(←手前味噌)
ごちそうさまでした。

Push the Envelope

2008年06月15日 09:10

下に書いたマネジメント用語で言えば、同じく「オフィスで疎まれる言葉」なのだそうですが、この言葉の生い立ちを知ると、非常に興味深くなる表現が、「Push the Envelope」。
「限界に挑む」という意味になります。

Envelope」といえば、もちろん真っ先に浮かぶのは「封筒」。
なんで、封筒が出てくるんだ?ってことになりますが、「Pushing the Envelope」の「Envelope」は、封筒ではない、航空業界用語の「Envelope」。
特に、テスト・パイロットの間で使われる言葉です。
と言われても、わけわかんないですよね。

が、この表現(イディオム)が何をきっかけに有名になったか...を知ると、「あぁ、なるほど」ということになります。



非常に早い時期(1900年代はじめ)から、気球の「気のう」の意味として使われていたEnvelope。(*「Envelope」はフランス語が英語化したもので、「包み込むもの」の意であるゆえ、気のうっていうのは納得)。気のうに水素等を詰め込んで、諸々の条件を整備し、完全に飛行する状態が、気のう(Envelope)の「Perfect Inflation」と呼ばれたそうで、これが航空機まで拡張されて、「Envelope Conditions」という言葉が生まれたそうです。
その航空機の"性能や機能の“極限”を見極める"のがテスト・パイロットの仕事。
そして、テスト・パイロット...といえば、そうです。あの映画。「ライトスタッフ(The Right Stuff)」。
というわけで、「Push the Envelope」を有名にしたのが、「The Right Stuff」の著者のトム・ウルフ(Tom Wolfe)。1979年です。

各航空機が持つ運行安全上の基準を、それら(高度とか速度とか...。ほかにもさまざま複雑に絡み合う条件があるんだと思いますが、私にはわかりませぬ...)がそれぞれ境界範囲を持つかのように表現したのが「Envelope」で、その境界の極限に挑むのがテスト・パイロット。というわけで、これが「pushing the edge of the envelope」です。
ちなみに、ウルフも参考にした(らしい)のが、1978年に「Aviation Week & Space Technology」誌に書かれたこの表現。
"The aircraft's altitude envelope must be expanded to permit a ferry flight across the nation. NASA pilots were to push the envelope to 10,000 ft."


ウルフの「The Right Stuff」での表現は、航空業界を超えて日常でも使われるようになり、「限界に挑む」ことが、「Push the envelope」となりました。

*ちなみに、「Envelope」には、数学の「包絡線」の意味もあります。(*与えられた曲線族と接線を共有する曲線、とのことデス)。>> 2次関数の包絡線

>> World Wide Words
>> テストパイロットの世界

Blue-Sky Thinking

2008年06月15日 07:35



Blue-Sky Thinking
...といきなり言われても、知らないと「はて?」ってことになりますが、これはビジネス英語(オフィス英語)で、しばし使われる表現です。

が、「嫌われるマネジメント用語」(←日本語で言えば、「カタカナ用語」?)のひとつとしても挙げられているので、マネジメント職の方は、部下に使う場合、要注意かもしれません(笑)。

ところで、ブルースカイな考え方。
日本語では、「机上の空論」「絵空事」と考えていいんじゃないかな?と、私は「空」つながりで個人的に解釈しているのですが、"実用的でない空想的、理想的な発想、思考"のことを意味します。
参考までにどぞ。

ところで、マネジメント用語(業界用語みたいなもんなので、英語では「Jargon」(ジャーゴン)と言います)に戻れば、簡単な話をわざとわかり辛い表現を使って、それがクール!と考えるマネージャーたちも多いようで、用語の多用は、スキルの無さを露呈するようなもんとも解釈されまする。(なんでも難しく表現したがるボスって多いですもんね。^^)


Recent Posts