スポンサーサイト
Posted by みら on新しい記事を書く事で広告が消せます。
朝、出がけに拝見して、今夜は絶対これだ…と決めていた「フィデウア(FIDEUÁ)」。
パエリアのパスタ・バージョン。
tuguさん(感謝)経由で、「ツジメシ。」様に到着。>手抜きフィデウアその7
食欲をそそられるメニューと美しい写真とレシピ。しかも、鍋ひとつで、手抜きもできる幸せ。頭の中には感嘆符のマーチ…な一日でございました。
どのパスタを使おうか…と思案しつつも、「ツジメシ。」さんのトップページにあった「空豆と砂肝のショートパスタ」に既に摂食中枢が傾倒していて(笑)、手は真っ先にフジッリ(fusilli)を掴み…。
糸巻き巻き、糸巻き巻き、ひーいてひーいてトントントン。
実は、先週末作ろうと狙っていた、「Cook&Eat」さんの「Capellini Gratin」も頭から離れずに、カッペリーニを使おうかなぁ…とも思ったのですが、これはまたあとで…。
これが、UKで見る最後のシリーズになるのかなぁ…と思うと、なかなか寂しく感じる部分もありますが、シリーズ5回目はじまりました。
>> The Apprentice
夫には敬遠されるのですが、職場ではこれで盛り上がることもあり。笑
シリーズ1~2回目の頃は、純粋にリアリティTV的娯楽として楽しんでいたものの、それ以降は、英国的ビッチー(Bitchy)社会が強調され続け(男女ともに)、次第に「ビジネスという名目上のBB」に変わっていっているのが苛々するところですが、今回もしょっぱなから、いやな女登場(笑)。
こういうタイプのひとたちって、TVの中だけじゃなくて、実際の職場にも結構いる…っていうのが、ホラーですかね。もうだいぶ慣れましたが。w
そんなわけで、「きつい言い返し」方法/用語を学ぶにも(違)、結構タメになる英国版「The Apprentice」。
そのイントロ。
「なんだっけ?なんだっけ?なんだっけ?この曲…」と、ずぅーっと頭にひっかかっていましたが(いえ、5年間ひっかかっていたわけじゃあないんですが…笑)、判明。
イントロはこんな感じ(YouTube)です。(シリーズ3回目のもの。この面子は結構おもしろかった。)
これで、ピンときたあなたはバレエ好き(?)。
Bovine Tuberculosis (bTB)と言われる牛型結核が英国では年々増加の一途にあり、昨年(2008年)bTBで屠殺された牛は、39,247頭。2007年が27,570頭で、1997年が3,669頭だったことに比べれば、率は確実に上向き。しかも、新しく「結核」が発見されるケースも年々伸びているのだとか。
>> Shocking new bovine TB figures show disease is ‘out of control’(Farmers Guardian)
そして、このウシ型結核の発見率も屠殺率も高く、農家に大打撃を与えている場所といえば、ウェールズ。
ウェールズでのbTBといって思い出すのは、カマーゼンシャー(Carmarthenshire)のヒンズー教団体「Skanda Vale」(スカンダ・ヴェイル)寺院で飼われていて、結核陽性反応が出てしまったシャンボくん(Shambo)のことですが、しかしここまで事態が悪化しているとは知りませんでした。
>> 神
ところで。
イギリスで、ウシ型結核菌を媒体する野生動物で、感染源として非難されるのが、バジャー(Badger:アナグマ)です。
このため、この10年で、約11,000頭の野生のアナグマが殺されてきたそうですが、これが牛の結核の蔓延を直接的に防ぐことになるのか、答えはまだはっきり出ていないらしいです。
加えて、バジャーは狐と同様(もしくはそれ以上に)、狩猟(というスポーツw)全盛時代に猟犬に追わせて標的として惨殺されていたようで、バジャーを保護し守るための団体が英国には多いんですね。たとえば、Badger Trustとか。
そんなわけで、bTB予防のための、(根拠のない)(スケープゴート的な)バジャー狩りには反対意見が多く(それはおそらく、農家ではない人々の声なんでしょうけど)、それを受け、イングランドでは、バジャーを捕まえてワクチンを注射して自然に帰す…という方針に今のところ落ち着いた様子です。
>> Badgers to be given anti-TB jabs (BBC)
が、感染率(+屠殺率)の非常に高いウェールズ。
政府(Welsh Assembly Government)は今日、24日付で「場所を限定してのバジャー千頭狩り」の実施を公式発表。
保護派から非難が集中しています。
>> Badger cull pilot area revealed (BBC)
場所は、北ペンブルックシャー(Pembrokeshire)。
>> Up to 1,000 badgers to be culled (BBC)
このあたりでもバジャーに出会うことは時々あって、夜間、いきなり車の前に飛び出されるとギクリとしますが、しかし結構過酷な人生だったのね。
これで、もし牛の結核感染率が減るのなら、致し方なし…ってことにもなるのでしょうが、果たして結果はどう出るのでしょうか。