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Your beauty hurts me.

Posted by みら on   2  0



この5年間、自分が発端なわけではない、でも自分ひとりの力では絶対解決できないトラブルの中にいて、普通よりちょっとタフな人生を送ってきたのですが(このブログでは書いたことがないですけど)、そのたびに「精神的に強くならなければ」と、鎧(Armour)をメンテナンスして武器を磨くことに気を遣ってきたような気がします。
ま、それはそれで良かったし、自己タフ化にはだいぶ成功したんじゃないかと思うんですが…(ま、今年も目標を"自己サイボーグ化"とか設定してたし…笑)。

…が、ここ数週間で、なんていうか、ふれるとすぐ壊れそうな繊細なものに囲まれて、それでなんかそれらが心の深いところに触れて(「Your beauty hurts me」...みたいにね)、なんか(ちょっと大げさだけど)人生の見方が変わったような気がしたのね。別に鎧を纏って生きて行かなくても、もういいんじゃないか…みたいな。優しさの中に包まれるのも悪くないかな…と。

で、それがすごく新鮮で、そういえば私の心って、砂漠のように乾燥してたんだなと実感して、それで自然に涙があふれてきたりしてね。(そんなの今までなかったんだな。涙って言ったら、ほんとに痛みとか心の叫びとか、そういうのばっかりだったし)。

それから自分をこういう風に開放してみたら、周りの友の優しさがもっと見えるようになってきて、「今まで自分は孤独だと思い込もうとしてきたけど(タフ化するために)、時には友の支えに寄りかかってみるのも悪くないよね」と、5年間で不自然に捻じれ曲がった心が、少し解けたようなそんな感じになってます。



…で、自分の中でずっと悩んで、この5年間で答えが出せなかったことも、その「優しさ」のおかげで、割合自然に決断できてしまって、あぁ、こんなもんなんだな…と。
でもそれでも複雑な事情なので、「これでいいのかなぁ?」と今朝もchatで親友に相談してたら、「今は心のままに生きれば?あとは運命が決めてくれる」とのこと。なんか、この言葉が心にすとんと落ちてきました。

私のせいでは全然ないのに、5年間、煮え湯を飲まされる思いばかり繰り返してきて、心が完全に石になる前に、優しさに包まれたことに感謝。
同じく悩みを聞いてくれていたアメリカ友が、「でもね、神はやっぱりいるんだよ」と言ってくれたけど、今回ほんとにそう思いました。あ、決して大げさな「神」とかではなくてね(笑)。
なんか、ユーミンの「やさしさに包まれたなら」みたいだな…。:-)

…って、読んでいる方には抽象的過ぎて申し訳ないのですが、ちょっと書きとめておきたかったので…。
(*ちなみにこれは、今回の日本帰国とはまったく関係のないことです。念のため。)

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