スポンサーサイト

Posted by みら on  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

肥える英国

Posted by みら on   3  0

BBCやC4やITV...の「食問題」系のドキュメンタリー番組。いつもは割と楽しんで見ているのだが、今日の「The Truth About Food」(BBC2)では、「いったい何が言いたいねん!?」と思わず拳を振り上げそうになった(笑)。
シリーズもので、今日は「How to feed your kids」。タイトルからして、「親ならそのくらいわかれ!」って感じだが、内容がすべてナンセンス。ええ、言い切ってしまいましょう~。ナンセンス!

野菜嫌いの子どもに、TVに出ている「子役」を使って「ブロッコリーを食べると大きくなって筋肉質になれるぞ~」とかいう大嘘をつかせて、目の前でプレッシャーをかけて食べさせる…とか、幼稚園児にパブロフの犬同様の実験をしてみて喜ぶ…とか、「は?」「へ?」ってな事項のあとに、「砂糖を摂取するとハイパーになる…というのは嘘である」…という実験。
パーティーを開き、一日目は砂糖たっぷりのスナックを与え、その後静かな読書会を開く。…すると、子どもたちは神妙に大人の話を聞くし、家までの帰路も大人しい。
…で、二日目はスティック野菜中心の砂糖抜きのスナックを与え(クリスプスもあったけどね…)、その後「暴走状態」を作る。バウンシー・キャッスルとか「野菜投げ大会」(おいおい)とか。…すると、子どもたちはすごいことになるし、家までの帰路もなんだか自制できない状態になる。
「ね。砂糖の摂取と子どもの行動って、全然関係ないでしょ!!」…ってことだったけど、「なんだよ、それは!? 砂糖会社からの圧力でもあったのか??」と思わせるような結論。
別に砂糖のみが悪いとは言わないけど、その砂糖の連続大量摂取が英国で問題になってるんじゃないかよ!…と突っ込みたくなった。

しかも今日のニュースでは、英国の子どもの肥満は加速の一途で、ジャンクの摂取量もヨーロッパ一という報道。
13歳の英国児がお菓子に使う金額は、オランダやフランスの1.6倍なんだとか。砂糖たっぷりのドリンク消費量もヨーロッパでダントツで、これは5歳~9歳でも同じこと。…ということで、2011年には英国児童の37%が肥満になると予測され、これに対して、政府が何もしていない…と懸念されているらしいけど、「それは政府じゃなくて、親の仕事だろうよ!」と声を大にしてしまう。

(もしかしたら日本でも増えているのかもしれないけど)、朝食抜きで登校し、日中はスナック(ポテトチップスとかチョコバーとか)でお腹を満たして、そのまま夜はジャンク(バーガーとかフィッシュ&チップスとか店屋物とか)でおしまい…という子どもがイギリスではかなり目立つらしい。…で、その理由は、両親が働いていて、子どもの食事に気を配れないから…とくる。(けっ)
それで「国が悪い」「政府が悪い」「ジャンクフードのCMが悪い」とどんどん責任転嫁されて、結局なんの解決もないままにだらだらとこの状態が続いていくわけだよ。
>> MPs voice childhood obesity fear (BBC)
>> Our children eat the most junk in Europe (Daily Mail)

…で、最終的には「英国女性が一生のうちダイエットに費やす年数は平均で31年(!)」ということになるのだ。
>> Slim Pickings For 31 Years (Sky News)
このダイエット熱は、クリスマス後が最大になり、新年に「痩せる!」と誓いを立てるひとが多いものの、結局鬱になって諦める人が多いらしい(…)。ああ、究極の悪循環。

そしてさらに、肥満を止めるための外科手術(胃にバンドをして縮める…とかいうやつ)がNHSでも受けられるようになる(…つまり無料で手術が受けられる…)ってことで、英国総肥満化への道は明るい!

-----

仕事場の万年ダイエット中の女性(身体は私の3倍)が、「ホリデーで1ストーン(=6kg)増えちゃったのよ。今日のおやつは少なくしたいんだけど、何を食べたらいいかしら?」と真剣に悩む姿を見ながら、「食うなよ!」と本気で言いたくなる自分を押し留める今日この頃。

関連記事

Category : UK
Tag : UK

-3 Comments

Guko says...""
私もつい最近ドイツのテレビ番組を見ていて呆れてしまいました。
6歳と8歳の娘は明らかに太り気味で、しかもそれだけじゃなく乳歯が半分以上虫歯で抜け落ちてしまっていて、それでも両親は「どうしたらいいのかしら~?」状態。
アドバイザーが家の現状をチェックしたところ、リビングにある素敵な戸棚はチョコレート、キャンディー、クッキー、グミなどがぎっしり。もちろん夕飯はピザとかそんなのばかり。太ってるだけならまだしも、ほとんどの歯が抜け落ちるくらいのひどい虫歯にさせてしまった親の責任って大きいよなあー、と見ていて子供達がかわいそうになってしまいました。それなのに一方ではBIOの食品がはやって健康ブームになっていたり・・・ ヨーロッパって不思議なところです・・・
2007.01.26 17:58 | URL | #- [edit]
華みどり says...""
 なんだか、凄く極端ですねぇ。
 日本人の曖昧さも凄いかな…と思いますが、そのおかげで超肥満になるような極端な考え方をしなくて済むんでしょうかね…。

 でも、日本人の子供の肥満の仕方も、昔はいなかったような極端な肥満児がいますよ…。胸に首がめり込んで、まるで漫画のようなふくらみ方~。薄くなった皮膚に血管が浮き出したりしてて、今にも脳梗塞で倒れるんじゃないか?と怖くなります。
2007.01.26 22:06 | URL | #h6ClnbIk [edit]
みら says...""
> Gukoさん
子どもの肥満や虫歯や病気や集中力のなさの原因のひとつが食生活…っていうことに気がつかない大人(親)って結構いますよね。
食事って、それに慣れ過ぎると保守路線になって、基本に立って見直さないって傾向があるんじゃないかと思います。…で、その一番の被害者は子どもたちなんでしょうね。

> 華みどりん
曖昧さと極端さ。確かにあるかも…。中庸な曖昧さっていうのは良い場合もあるのかもしれないね。
うわあああ、それこわいね。>子ども
日本ではこっちのような太り方をしている子が少ない印象受けるけど、でも食生活の変化とか両親の忙しさとか考えると、いつ英国化しても不思議じゃないのかもしれない(ぶるぶる)。

2007.01.28 10:23 | URL | #mQop/nM. [edit]

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://tempest.blog3.fc2.com/tb.php/1319-17d9145e
該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。