熊と雪だるまの悲哀
イギリスで一番有名な熊と言えば、「パディントン・ベア(Paddington Bear)」。
マイケル・ボンド(Michael Bond)が生み出した、赤い帽子と青いダッフルコートがトレードマークの、マーマレード好きのひょうひょうとした「熊」ですが、このパディントンが、いきなり(英国の納豆…笑)マーマイト(Marmite)のCMに出始めた…ということが、少し前から英国では話題になっていました。
(*詳しくは、「いぎりすせいかつ」のchichiさんの「パディンドンの変貌」へ。)
これは作者の意志によって決定されたことではないのだ!…という手紙を書いた、マイケル・ボンド氏。>> Paddington's Marmite sandwich
"I did not write the Marmite commercial, says Michael Bond" (Times Online)
彼の手紙(抗議)を読んで、今度は世界で一番有名な雪だるま、「スノーマン(The Snowman)」の作者である、レイモンド・ブリッグス氏(Raymond Briggs)が、彼の創作したキャラクターの広告現場での濫用に対する嘆きの文章を寄せています。>> Loss of innocence (Times Online)
「スノーマン」が使われているのは、炭酸飲料のIrn Bru(アイアン・ブリュー / 日本では「アイロン・ブルー」?)。
そして、日本のケンタッキー・フライド・チキン。(へぇ〜)
(*2006年のクリスマス・キャンペーンのひとつだったようですね。)
これらのAdに対して、作者のブリッグス氏はかなり落胆しているようで、以下のように書いています。
ちなみに、「Irn Blu」のADの中では、あの有名なスノーマンの歌が替え歌になっていて、それを「非常におもしろい」と思って見る向きもあるようですが…ね。(ずびばぜん。私もおもしろいと思います。orz)
ここで見られます。(>> Irn Blu / Have a Phenomenal Christmas)
そういえば「Irn Blu」って、「UKで、滅茶苦茶頭にくる商品ランキングのトップ10」に入ってませんでしたっけ?スコットランドの会社です。
日本のケンタッキーのサイトによれば、「スノーマン」の著作権は「Snowman EnterPrises Ltd」にあって、ライセンスは「Sony Plaza」なんですね。ふうん。
私も知的所有権(特に著作権)の分野に関しては、自分の仕事の一部で、昔はかなり神経使いましたが、「自分(個人)の創作したものがどう使われるか」の最終決断は、創作者にあるのが望ましいと理解しています。
だから、パディントンのボンド氏もスノーマンのブリッグス氏も、この部分を他人(娘でも他人だからね…。>ボンド氏)に任せるべきではなかったんじゃないのかな。
もちろんキャラクターがここまで巨大になってひとり歩きするようになったら、誰かに任せて、自分は印税だけ受け取るのが一番なんだろうけど。
>> Snowman 'exploited' by the ad men (BBC)
マイケル・ボンド(Michael Bond)が生み出した、赤い帽子と青いダッフルコートがトレードマークの、マーマレード好きのひょうひょうとした「熊」ですが、このパディントンが、いきなり(英国の納豆…笑)マーマイト(Marmite)のCMに出始めた…ということが、少し前から英国では話題になっていました。
(*詳しくは、「いぎりすせいかつ」のchichiさんの「パディンドンの変貌」へ。)
これは作者の意志によって決定されたことではないのだ!…という手紙を書いた、マイケル・ボンド氏。>> Paddington's Marmite sandwich
"I did not write the Marmite commercial, says Michael Bond" (Times Online)
彼の手紙(抗議)を読んで、今度は世界で一番有名な雪だるま、「スノーマン(The Snowman)」の作者である、レイモンド・ブリッグス氏(Raymond Briggs)が、彼の創作したキャラクターの広告現場での濫用に対する嘆きの文章を寄せています。>> Loss of innocence (Times Online)
「スノーマン」が使われているのは、炭酸飲料のIrn Bru(アイアン・ブリュー / 日本では「アイロン・ブルー」?)。
そして、日本のケンタッキー・フライド・チキン。(へぇ〜)
(*2006年のクリスマス・キャンペーンのひとつだったようですね。)
これらのAdに対して、作者のブリッグス氏はかなり落胆しているようで、以下のように書いています。
It is galling to find that the innocent character one has created for young children is being used to promote junk food and drink.
(小さい子どものために創り上げた純真なキャラクターが、ジャンク・フードやドリンクの販売促進のために使われているという事実は、まったくもって腹立たしい。)
ちなみに、「Irn Blu」のADの中では、あの有名なスノーマンの歌が替え歌になっていて、それを「非常におもしろい」と思って見る向きもあるようですが…ね。(ずびばぜん。私もおもしろいと思います。orz)
ここで見られます。(>> Irn Blu / Have a Phenomenal Christmas)
そういえば「Irn Blu」って、「UKで、滅茶苦茶頭にくる商品ランキングのトップ10」に入ってませんでしたっけ?スコットランドの会社です。
日本のケンタッキーのサイトによれば、「スノーマン」の著作権は「Snowman EnterPrises Ltd」にあって、ライセンスは「Sony Plaza」なんですね。ふうん。
私も知的所有権(特に著作権)の分野に関しては、自分の仕事の一部で、昔はかなり神経使いましたが、「自分(個人)の創作したものがどう使われるか」の最終決断は、創作者にあるのが望ましいと理解しています。
だから、パディントンのボンド氏もスノーマンのブリッグス氏も、この部分を他人(娘でも他人だからね…。>ボンド氏)に任せるべきではなかったんじゃないのかな。
もちろんキャラクターがここまで巨大になってひとり歩きするようになったら、誰かに任せて、自分は印税だけ受け取るのが一番なんだろうけど。
>> Snowman 'exploited' by the ad men (BBC)

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