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Posted by みら on  

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ビブ -BIB-

Posted by みら on   10  0



ポピュラーなものはいいとして、魚の名前っていうのは難しいですね。
いまだに、「なにこれ?」っていうのとよく遭遇します。昨日出会ったのが、「Pouting fillets」。
しっかり卸されていたので原型が見えず、ただわかるのは、白身の魚ってことだけでしたが、安かったので(笑)購入。



調べてみたら、Pouting(Pout)っていうのは、「小型のタラの一種」なんだそうで、「Bib(ビブ)」とも呼ばれるそうです。「ビブ」なんて言われたら、「よだれかけかいっ!?」と突っ込みそうになりますけど、「Pout」(←不機嫌に口を尖らせる意味)だってねえ(笑)。



が、しかし、味は淡白で、美味しゅうございました。
一応「フィッシュ&チップス」風に仕上げましたが、実はこれ、揚げてないんです。
魚の切り身に少々の塩をまぶして、小麦粉を薄く打ち込んで(ダスティング)(今日はここに、パセリのみじん切りも投入)、オリーヴオイルを薄く塗ったバットに重ならないように並べ、さらに上からオリーヴオイルをまわしかけて、オーヴンのグリル機能で両面をじっくり焼き上げてます。

友が最近落としていってくれる(笑)、(ペンブロークシャーにて)釣り立ての虹鱒(レインボー・トラウト)をこの方法で調理してみたらかなり美味しくできたので、それ以来うちではグリル式です。

付け合せは、冷凍のチップスときゅうりとトマトとにんじんのサラダにブロッコリーのゴマ味噌マヨ和え。
ごちそうさまでした。

Channel4で、Hugh Fearnley-Whittingstall がやっていた魚料理番組、「River Cottage: Gone Fishing」でもこの魚が出てきたようです。これ、好きで見てたんだけど、覚えてないんだよなぁ...。
>> Crumbed pouting fillets with chunky tartare sauce recipe

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最近、ポーランド人と知り合う機会が多いのですが(町の中のポーリッシュ人口が異様な増加をしているんで、当然と言えば当然なのかもしれないけど)、感じたこと、いくつか。

北ウェールズに住む友人(ウェルシュ)によれば、ポーランド人は人種差別の格好の対象になっていて、ポーリッシュ・デリに夜な夜なレンガが投げ込まれたり、暴力を受けているケースも多いのだとか。
問題は、この国の失業率の高さと貧富の激しさと物価の高さと、異常なまでに高い税金なのでしょう。人種が融合している都市部ならともかく、そうではないウェールズの地方都市に、いきなり労働力としてのポーランド移民が大量に入り込んできた場合、生活に苦しむウェールズ人が思うことはふたつ。1) 移民が地元ウェールズ人の職を奪い、そして 2) 移民として受ける恩恵(無料の医療費とか低所得者に払われるベネフィットとか支給される家とか学費とか...)は、ウェールズ人が払っている血税なのだ...という(偏見に満ちた)誤解。
そして逆の誤解は、ポーランド人が抱く英国神話。
"In my country (Poland) there is a myth that in the UK life is better and easier, so we migrate in search of a better future."(Don't misunderstand us Poles -BBC-
このリンク先のポーランド人(ここでは、"Poles"と呼ぶのが一般的)が書いた文章を読むと、思わず「ぁい?」となりますが(笑)、しかし、英国や英語を知らずに入ってきてしまう人は多いのかもしれませんね。(それがきっと、偏見の別の理由。)

私の住む町では、前出の北の町ほどのあからさまな差別はないものの、しかし差別を感じているポーランド人は多いです。
が、同様に、弱者になり切って嘆き続けてしまう場合もあるんじゃないかと。

友人は、大学のギャップイヤー(gap year)を利用して、ここで会社勤めを経験したのだけれど、「大学生」のアルバイトなため、時給制で有給もなし。これは契約書による雇用関係ではなく、「Zero Hour Contract」と呼ばれる労働契約。つまりアルバイト。保証はなし。
非常に仕事熱心で頭脳も明晰な友人だったので、明らかに「アルバイト」以上の貢献をしてきたけれど、でも昇給もなければ有給も取れないことに嫌気が差して退職。気持ちはわかるのだけど、でもこの条件は、イギリス人でも同じこと。それがいやなら、学生を辞めてきちんと就職し直すしかない。そうすると、高い税金も払わなきゃならないし、学生向けの安いフラットにも住めなくなる。
が、友人が繰り返すのは、「これがポーランド人に対する差別。イギリス人だったら、絶対こんな扱いは受けない」。
「うううううううんんんん。違うと思う。」と言っても、既に「弱者図式」が完成してしまっているので、心を開いてはくれません。
すんごく良い人で、これからも長く友人を続けられそうな気がするんだけど、でも話をしていると、おそらく一生分かち合えないだろうなぁ...というものを感じたりするんですわ。

...と、ただの魚の話が、妙な方向に流れました。いつもながらすみません。
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-10 Comments

ばこ says...""
ご友人、きっとそれ以外にも色々感じることがあるんでしょうね。こうは思いたくない、きっと違う、自分の偏見と被害妄想なのだ・・と思いつつ、私自身もどんどん心を閉じていっており、自制が難しいです。同様に移民が増えてきたアイルランドでも、外国人に対する風当たりが強くなっていると聞いてショックでした。税金、払ってるんだけどなあ。
2008.05.19 18:43 | URL | #ZWgj1ies [edit]
みら says...""
> ばこさん
私がドイツに住んでいたのは、もう10年以上も前になるんですが、そのとき、アジア(主に中国)+トルコ移民が、ドイツにどんどん入ってきて、ドイツ人の職を奪っている...っていう偏見がばばーっと広がって、私と当時まだ赤ちゃんだった息子も、その被害に遭いました。
ドイツっ子から石をぶつけられる、スーパーで汚い言葉で罵られる、バスの中では紙屑を集中的に投げられる...というのがほぼ毎日。何度泣いたかわかりません。(若かったしなぁ...笑)。
なので、外国で不当にいやな思いをしている彼ら(友人)の気持ちはよくわかるのだけど、でもそれを弱者カードにして切り札にしてしまったら(自分にも社会にも)、そこからはどこにも進まないんじゃないかなって気もどこかにあるんですね。
いや、友人たちはそれでもこの土地で強く生活しているし、夢も捨てていないので、ほんと、尊敬するのだけど、被害者意識を持ち続けていると、マイナス面も増えてきてしまうと思うんだ。彼らは、それをポーランド人の誇りや、自分への(やや過剰ともいえる)自信に変えて昇華してるんだけど。(で、それはやっぱりすごいことだと思うんだけど。)

ところで、その過去のドイツでの差別から比べれば、英国は天国です。笑
2008.05.20 07:14 | URL | #mQop/nM. [edit]
ぽめ says...""
Bibと呼ばれるくらいだから(涎かけが必要なほど)口元がだらしないおとぼけ顔の魚なのか?と思った私もどうかと・・・。みらしゃんが作って盛り付けるとフィッシュ&チップスもこんなに美しくおいしそうになるのですね。おいしそ~。

私が働いていた時の一番の友人は隣りのデスクのポーリッシュだったのですが、やっぱりみらさんのお友達と同じように嘆いていたっけなあ(遠い目)。よく働くし仕事の処理能力も高い故に「ポーリッシュという理由でフェアに扱われないし評価されない!」と常に訴えていました。

ポーランドの素晴らしさと自分のポーランドでの学歴や職歴、社会的評価を必要以上に主張しすぎたためか(苦笑)、ある日イギ女の同僚が「じゃあ、ポーランドに帰れば?」と言ってその場が凍りつきました。わははは・・・はは(汗)・・辞めて良かった・・・。

日本ではありませんが、「出る杭は打たれる」ならず「出しゃばる移民打たれる」といったところでしょうか。
2008.05.21 00:41 | URL | #MiKfgRIk [edit]
あすとる says...""
魚おいしそうだね。 最近フィッシュ&チップスが恋しいのでちょっとまねしてやってみようかなー? 切り身じゃない白身魚が入手できればですが( ゜┓゜)

私の知人のおばあさんはEUのせいで私たちの血税でスペインにはあんな立派な高速道路ができるのに私たちの暮らしは... と憤ってました。 みんな思うことは似てるんだねぇ。
2008.05.21 01:15 | URL | #yl2HcnkM [edit]
みら says...""
> ぽめしゃん
がははは、魚によだれかけ。かわい過ぎる。
サンデー・ローストならぬ、ヘルシー・F&C...路線を狙ってみました。…が、もちろんねえさまの餃子にはとてもかないませぬ。うらやましい。>ぽめ夫さん

おお、思い出した、思い出した!そうか、同僚の方がポーリッシュでしたわね。やはり同じような苦悩があるのねえ、ロンドンでも(いや、ロンドンだからこそ...)。それにしても、「出しゃばる移民打たれる」とはうまい表現。
なぜか彼らは自信に満ち溢れているのよね。はたちくらいのポーリッシュ・ボーイくんに、私のやっている仕事を、「そのくらいならぼくにも簡単にできる。でもぼくはポーリッシュだから...」と呟かれて、思わず笑顔で後ろから金槌で殴ろうかと思いました(おいっ!>自分)。

(あぁ、イギ化するわたし。orz)

2008.05.21 07:18 | URL | #mQop/nM. [edit]
みら says...""
> あすとるしゃん
そうかっ、日本でポピュラーなのは、切り身だもんね。こっちのF&C用のでかいのを探すのは大変そうだ。

うん。EUとかもかかわってくると、妙な不満とかが噴出しちゃうんだよね。...かくいう私も、EUの恩恵を大に受けちゃっているんだけど。すんません。(でも、高い税金はしっかり払ってます!>英) 笑
2008.05.21 08:15 | URL | #mQop/nM. [edit]
ばびろにあ says..."こんにちわ"
おひさしぶりです。ばび・・です。会社で昨日二時間かけてゆっくり過去のテキストも熟読しておりました。あっそれだけ暇なんですが・・。差別問題って・・色々あるんですねぇ。そういえば私もフランスいた時・・まあ・・他の国の人と・・(アジアのほかの大陸)間違えられ、悪ふざけをしかけられました。でも・・私が思うに・・生まれも育ちも・・気候も歴史も違うのですからね・・色々な事あって当然ですよね。海外に移住したり、外国の方と結婚されたりする方々は・・ちゃんと「その容」に対応できる能力と知性を持っているんだと思います。私はそう思ったりします。だから・・すんでいる皆さんがうらやましく思っていたりしますが・・いまさらながら・・日本もいいぞう・・なんて・・。さて・・日本の超田舎に介護の為、移住した私ですが、日中の仕事のうっぷんばらしの為・・人の来ないジャズバーを開きました。で・・あっ・・そういえば・・魚料理も・・なんて考えていたら・・久々にお邪魔したこちらで・・これですから・・この・・テキスト・・・ぐっとタイミングです。いいヒント・・頂きました。なんか・・作ってみます・・。
そろそろ日本は、初夏の雰囲気です。無論・・その前に梅雨という・・湿った季節がありますが。
そんな雰囲気でした。
2008.05.23 05:17 | URL | #efS36VHA [edit]
みら says...""
> ばびさん
おお、お久しぶりです!お元気そうで何よりです。
ななななんと!>ジャズバー
いいなぁ。ばびさんの手料理とバーボンを楽しみに、私もいつかお邪魔したいです。(美味しい写真、美しい写真がいっぱいで、うっとりしてまいりました。>blog)

ええ、ええ。ぜひぜひ英国風フィッシュ&チップスなどもメニューにどうぞ。青い豆をマッシュする、マッシーピーというのがついてくることもありますので、ぜひ。あと、塩漬けされてないたらこに衣をつけて揚げるのも、私は結構好きです。英国風に豪快に、ギネスとともにが最高です。^^

介護となると、肉体的にも精神的にも大変なことが多いかと思いますが、どうぞご無理なされませんように。応援しております。

2008.05.24 08:46 | URL | #mQop/nM. [edit]
sarasa says..."Re: ビブ -BIB-"
魚、おいしそ~。グリルでやるとこんなにきれいに仕上がるなんて!今度魚好きの息子のためにやってみよっと!

ポーランド人の話。よくあることのような…。自信ありげに見えて、実はコンプレックスの裏返しと言うこともポーランド人にはあるような気がします。共産党政権時代を経験したポーランド人は特にポーリッシュだということそのものに引け目を感じている部分があると思う。今の若い世代はそういうのがなくなったようだけど。今度は逆にポーランドの雑誌などでEU諸国ではポーランド人は優秀で勤勉なので重宝されていると書きたてられているので、それが自信と誇りになっているかも(その人自身はその自信と誇りに値するかどうかは別として)。
でも、どこの国に行ってもそうだけど、きっと差別は多少はあるだろうし、差別する人は必ずいる。それをいちいち取り立てていたら、そこの住んでいる自分自身も楽しくないし、まったく差別をする気のないその国の人にとっても面白くない、自分で自分を悪い環境に置くことになると思うんだけど。日本にいるポーランド人にもこのタイプ、たくさんいますよ~。
2008.05.24 15:48 | URL | #- [edit]
みら says...""
> sarasaさん
え!息子さん、魚好きなんですか?いいなぁ。うちの息子は好んで食べないので、「あぁ、これが日本だったら...」と思うこともしばしばです。

ええ。ポーランド人、優秀だと思います。さほど勉強しなくてもお気楽に大学生活を送っているイギリス人などに比べれば(←そうでない人ももちろんいますが)、彼らの目的や意思は強固ではっきりしていてまっすぐですよね。その自信もあるので、特に差別には繊細になっているのかもしれないですね。
英語をきちんと話すポーリッシュの女の子が、自分がポーリッシュだと名乗ったら、教授の反応が、「ええええ!!!ポーリッシュなのに、英語話せるの?信じられない!!」だったそうで、えらく憤慨してましたよ。
んと、ある意味、モノリンガルな人たちって無神経なところがありますからね。
でも、町の風当たりが強いと、やっぱり敏感になっちゃうところもあるかもですね。ただ、そういう差別は、外国人ならどこにでも向けられるものなので、殻にこもったら悪循環になりますね。うん。同感です。

PS: ウォッカ、探してみます!
2008.05.26 09:02 | URL | #mQop/nM. [edit]

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