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Posted by みら on  

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もっとも苦情の多かったコマーシャル

Posted by みら on   6  2

イギリスのコマーシャル。
Tacky、Wacky、Dopey...(←言いたい放題)なものが多くて、あまり記憶に残らない反面、(悪い意味で)グラフィックで、目を背けたくなるものもあるかと思えば、キャドバリーのゴリラのように、「おお」と唸るものもある…ということで、ま、各国似たようなものかな…と感じますが、英国の特色として、実は、見たら一生忘れられなくなりそうな過激なものも多いんですよね。(特に政府キャンペーン関係の広告。)

というわけで、苦情が多くて打ち止めになるような広告を作ることに意味がある…という広告業界の裏の定説もありますが、2008年、もっとも苦情の多かった広告ベスト10が発表になりました。

ASAと呼ばれる、「The Advertising Standards Authority」に寄せられた苦情件数は、2008年はこれまでを上回る26,433件。苦情対象となった広告数は、15,556広告だったそうです。

で、1位は、チャリティ団体「Barnado's」の作った「子供の虐待防止」のための広告。苦情件数840件。
これは私もはじめてTVで見たとき(子供もまだ起きていたので、そんなに遅い時間ではなかったような…)、文字通り目が点。「え!?」と、固まってしまったコマーシャルでした。頭を叩かれる音が、骨のほうにまで響いてきて、「なぜここまで...」と思ったのですが、やはり苦情数もダントツ。
あまりにも衝撃的なので、のちほどご紹介します。(一応、13歳以下のお子様は、親の承諾なしに見ないように…との但し書き付です。)

2位は、Volkswagen Poloの歌うお犬様。
フォルクスワーゲンの助手席に座っていることから、「highway code」にひっかかるのでは?とか、撮影中に虐待されていたんじゃないか?とかいう苦情が寄せられたそうですが、これは反応が過剰過ぎ?
ほんとの、「Polo Confidence」ということで…。って、愛犬家のみなさま、いかがでしょうか?
苦情件数734。



3位は、女性蔑視のOrangina!(笑)
いや、笑ってる場合じゃなくて、やっぱり不快かも。特に、"Orangina... Life is juicy"なんて括られちゃうとねえ。
とはいえ、動物を擬人化すれば確かにこうなるだろうし、この動物本能をそのまま具現化しちゃっているのが現代社会でもありますし(TVをつければ、こんなおねえちゃんばっかりだし...)、そこまで噛付かなくとも…という気もしますが。
苦情件数286。



そして4位は、去年かなり話題になった、男同士のキスのハインツ(Heinz)の「デリ・マヨ(Deli Mayo)」。
苦情は215件。
ゲイの多い国の割には、なぜここまでの苦情?って気もしますが、ま、確かにTVではあまり見たくないですかね。でも、結構おもしろい気も…。すみません。



そして5位が、政府のキャンペーン広告。Department of Healthの「おお、なるほどな」的な、親の喫煙告発広告。
タグラインは、"If you smoke, your children are more likely to smoke. Smoking. Don't keep it in the family."です。
親の真似をしてしまう子供の姿をうまく捉えていると思うのですが、(で、実際こうやって、タバコを吸う真似をする子どもって多いような気もするのですが…)、やはりショッキングな映像でもあったようで、苦情数は204件。
ここ(BBC)で見られます。

というわけで、1位の「Barnado's」の「Break the Cycle」ですが、これ、トラウマになる可能性もありますので、クリックする方は心してください。(とはいえ、これ、テレビのコマーシャルなんですがね…泣)。
家での虐待、暴力、ドラッグ、犯罪という「vicious cycle」を描いたものですが、あまりにも衝撃的なため、実際に家庭内暴力の被害者の方からも苦情が寄せられたそうです。





>> The most complained-about ads of 2008 (Guardian)
>> Top 10 most controversial ads (BBC Magazine)

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-6 Comments

sarahoctavian says...""
たかがCMされどCM・・・。私は「やらせ」感の強い動物や子供ものがイヤだな~。動物にコンピュータ操作で人間みたいな表情させるとか。こんなセリフ子供は絶対言わないぜ~ってね。それから必要以上に性的・暴力的なコマーシャルも不快感。とはいえ苦情を申し出るパワーはないんですけどね。Poloのワンコはどうやっんだろう・・あの尻尾引っ込めて震えるの?でも怖がり犬を持つ身としましては、とてもリアルで「お~よしよし、大丈夫よ」って母性本能が湧いちゃったわ。で、自分の領域では自信満々えらそ~なのも、さもありなん。。
2009.04.30 14:37 | URL | #h2MoU1IQ [edit]
みら says...""
> sarahoctavianさん
> 必要以上に性的
同感です。特にこっちって、日本人感覚以上に過剰になるので辟易です。
UKの政府キャンペーンCMで、「シートベルトをしないと」「飲酒運転をすると」…って趣旨で、すごいリアルな事故現場とか重症の様子とか死体とか出てくることがあって、これも「うきゃ」っとなります。確かにそうなのだけど、ここまでグラフィックに描写する必要性があるのかなぁ…といった感じです。
Poloワンは、確かにあの震えがリアルですよね。撮影は獣医付だったそうです。:-)
2009.05.01 07:47 | URL | #mQop/nM. [edit]
ふっちゃん says...""
コメント書いてたらすごく長くなっちゃったので自分のところに書き直しました。
日本のJAROもこういうの公開すればいいのに。
2009.05.01 11:25 | URL | #SFo5/nok [edit]
みら says...""
> ふっちゃん
トラバ、どうもありがとう~~。
日本のCMが懐かしい。

2009.05.01 19:22 | URL | #mQop/nM. [edit]
あきこ says...""
日本のCMは、爽やかだったり面白かったり、イメージアップを図るものがほとんど。ショッキングやブラックユーモアなCMは、ほとんどないですね。海外でCMを見ていると、意外とそのタイプが多くて、お国柄というか、日本との文化の違いを感じます。低予算なのか、上手いアイデアのCMも多いですけどね~。
2009.05.02 07:33 | URL | #2EYBAZ6Y [edit]
みら says...""
> あきこさん
「日本はコマーシャルブレイクがすごく短時間だからいい!」というのはうちの息子です(笑)。こっちの民放局って、3~4分、延々CMってこと、あるんですよね。
おっと話題が反れましたが、日本のCM、最近はどんな感じなんでしょう?タレントさんが多いなぁ…という印象があるのですが(こっちは少ないもんね)、印象に残るCMも多いですよね。
確かにショッキングなものは英国に多いよね。

2009.05.02 08:08 | URL | #mQop/nM. [edit]

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イギリスで苦情の多かったTVCF
コメント書いてたら長くなっちゃったのでトラバして自分のブログに書くことにしました。 みら子さんのアンモナイトより。 2位の歌うお犬様、確かにコアな愛犬家からするとツッコミどころ満載かも…でも冷静に見れば仕掛けを多用してうまく作ってある印象です。 CFに
英国NHSの、ちょっとグロテスクなCM。
最初は「豚インフルエンザ」って報道されてましたが、 ここ数日で「新型インフルエンザ」に変わってきました。 なんか意図があるんでしょうか。 豚肉に対する、風評被害とかを 考慮したんでしょうか。 今のところ日本での感染者はみつかっておらず、 弱毒性のイ...
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