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Posted by みら on
19, 2009
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検索を通して、以前書いた記事の「Manners maketh man. 」を開いてくださる方が多いようで、スティング(Sting)の「Englishman In New York」を、改めて読み直し、聴き直し、描写されているクエンティン・クリスプ(Quentin Crisp )を見直していたら、「あ、そうか、この感覚だったか…」と思い付く事がありました。 20年近く自国を離れて生活して、もっとも心地よく馴染みがあったのが、歌詞にも出てくるI'm an alien, I'm a legal alien.
という感覚。 これはもちろん「諸刃の剣」で、そこには疎外感や孤独感がついて回ることも多いですが、しかしある年齢を越えると、"エイリアン"なりの自信やらバックボーンなんかも出来上がってきて、国籍や人種の枠を超えた自分だけのアイデンティティみたいなものが確立されてくるんですよね。いわゆる、エイリアン・アイデンティティ。 …というわけで、文句の数も多かったけれど(笑)、エイリアン暮らしに安住していた私。 が、日本に帰ったらエイリアンではいられなくなるわけで、やはり馴染むまでには少し時間がかかりそうな気もします。自分の星に帰るスペースシップ(?)を見てほっとすると同時に、地球との別れを惜しむ「ET」の心境とも似てるかも…(笑)。 帰国まで1ヶ月を切りました。If at first you don't succeed, failure may be your style.(Quentin Crisp)
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