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Grief is forever

Posted by みら on   2  0

ひとは、いままで経験したことのないような痛みや悲しみに遭ったとき、まずは自分の過去の引き出しをすべて開けて、何かそこから解決策を得ようとする生き物のようです。私の場合も、なんとか過去から掴めるものはないか、暗闇の中を必死で探して回りました。母を含め、自分に近いひとの死にも何度か直面しています。そのときはどうだったか、どのくらい立ち直るのに時間がかかったか、どんなことをしてきたか、思い出の周辺を何度も彷徨いながら、手がかりを見出そうともがきました。

が、「自殺で最も愛する人を喪った哀しみ」に相応する哀しみや苦しみはないのです。それが1ヶ月で見つけた答えでした。

Some of the most challenging work a suicide survivor can do is to pray. To pray fully, survivors must bring all of themselves to the prayer: their anger, disappointment, fears, insecurities, and why's. I bring all of me into an encounter with God, aware that nothing in the human experience, or the human response to the ambushes of life, is alien to God.
― Harold Ivan Smith


Her grief would run its course, like a fever, and release her when it was spent. He would not shush her or tell her it was God's will and that her da was better off. That was rubbish and they both knew it. When something hurt as bad as this, you had to let it hurt. There were no shortcuts.
― Jennifer Donnelly, The Tea Rose



ただ、いくつかの言葉(本でも見ず知らずの方にかけていただいた言葉でも、友人からのものでも)には助けられました。
エリザベス キューブラー・ロス(Elisabeth Kübler-Ross)は、前から彼女のこの言葉が好きだったのですが、

The most beautiful people we have known are those who have known defeat, known suffering, known struggle, known loss, and have found their way out of the depths. These persons have an appreciation, a sensitivity, and an understanding of life that fills them with compassion, gentleness, and a deep loving concern. Beautiful people do not just happen.



今回も、場面場面で救われました。

The reality is that you will grieve forever. You will not ‘get over’ the loss of a loved one; you will learn to live with it. You will heal and you will rebuild yourself around the loss you have suffered. You will be whole again but you will never be the same.
― Elizabeth Kubler-Ross and John Kessler




On Grief and Grieving: Finding the Meaning of Grief Through the Five Stages of LossOn Grief and Grieving: Finding the Meaning of Grief Through the Five Stages of Loss
(2007/06/05)
Elisabeth Kubler-Ross、David Kessler 他

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変な話ですが、遺体が発見された1月24日から会社は一度も休みませんでした。
私は日本、彼はイギリスと、場所は分かれていたものの、同じプロジェクトに関わっていたので、仕事をするときは釘の上を素足で歩くように辛かったです。2月半ばの滋賀県出張だけは、彼との思い出が詰まり過ぎている場所だったので、これだけはなんとかはずしていただきましたが、職場ではいつも夢遊病者のようでした。
こう書くと同業の方にはお叱りを受けそうですが、ただ同時通訳をしている時だけは比較的楽で、使う脳の部分でも違うのでしょうか、同時通訳の仕事だけは他の拠点からのものでも積極的に引き受けました。

心療内科を勧められたりもしましたが、見知らぬ人と話をして癒されるものでも薬で癒されるものでもないことは、経験上わかっていたので(それに、睡眠薬が効いたことないし)、パスしました。
彼の葬儀の日(実はここにもかなり複雑な思いがあるのですが、あまりにもプライベートになるので、ここでは書かずにおきます)、非常に不思議な経緯を経由して子猫を家に迎え入れるることになったのですが、(実際、彼の意思が働いているとしか思えないような経緯でした)、それで「猫が救ってくれれば...」と言ってくださった方もいましたが、実際、心に開いた空洞は救えるようなものではなく、また体重1キロほどの猫にそんな大きな役目を押し付けるのも傲慢な気がして、あくまでも流れの一部としてとらえています。ただ、息子にとっては、この時期かなり貴重な家族になったようで、「妹」として世話も焼いてくれています。息子の猫になりそうです。
猫白血病も猫エイズも陰性で、ワクチンも済ませ、あとは半年後に避妊手術ですね。

“You’ll get over it…” It’s the clichés that cause the trouble. To lose someone you love is to alter your life forever. You don’t get over it because ‘it” is the person you loved. The pain stops, there are new people, but the gap never loses. How could it? The particularness of someone who mattered enough to grieve over is not made anodyne by death. This hole in my heart is in the shape of you and no-one else can fit it. Why would I want them to?”
― Jeanette Winterson, Written on the Body



話は元に戻りますが、今回一番気持ちを分かち合えたのは、やはり彼の家族(ご両親と妹さん)かなとは思います。
亡くなった場所にもいずれは行くべきと思っているのですが、正直まだ自分を正気に保てる自信がなく躊躇しています。これから来る「Inquest(審問)」には行くつもりでおり、それまでにもう少しだけでも強くなれればいいのですが。

イギリスから戻ったのが1月5日で、彼のいないヒースローに戻る勇気が、まだ全然ないのです。
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