■ Electrosmog(エレクトロスモッグ):Electromagnetic fields emitted by computers, mobile phones, etc, believed by some to be harmful to health *コンピューターや携帯電話から発せられる、健康に良くないと言われる電磁波。
■ Eco-village(エコ・ヴィレッジ):A small-scale, environmentally friendly settlement designed for sustainable living. *ここにも詳しく書かれています。>> エコビレッジとは?
■ Carbon footprint(カーボン・フットプリント):The measure of the impact human activities have on the environment in terms of the amount of greenhouse gases produced, measured in units of carbon dioxide. *商品製造のための原料の採掘から加工、輸送、消費後の廃棄にいたるまでに排出されるCO2の総重量のこと。「カーボン・フットプリント」を最初に商品に印字したのは、UKのクリスプス(ポテトチップス)メーカー、ウォーカーズ(Walkers)…らしい。>> Walkers - what is carbon footprinting
■ Food miles(フードマイルズ):The distance food is transported from the time of its production until it reaches the consumer. *食品の輸送距離。これもイギリスからはじまった(らしい)。
■ Green tax(グリーン・タックス):A tax imposed with the intention of discouraging activities that may damage the environment. *いわゆる環境税。いや、趣旨はよくわかるのだけど、しかしこの「クレジット・クランチ」(↓)の中、つらいっす。特に航空券と石油。お願い、も少し安く、家に帰して…(泣)。
■ Credit crunch(クレジット・クランチ):A sudden and drastic reduction in the availability of credit. *金融の極端なひっ迫。金融収縮。UKではここ数ヶ月、この言葉を見ない(聞かない)日はないほどです。景気がたがた、インフレ率上昇中(4.4%)、物は値上がりし放題。ひどい…。
■ Wardrobe Malfunction(ワードローブ・マルファンクション):The temporary failure of an item of clothing to do its job in covering a part of the body that it would be advisable to keep covered. *胸ポロリ、下着ポロリ…等々。例に挙げられるのは、いまだにジャネット・ジャクソン。
■ Fashion forward(ファッション・フォーワード):Creating or embracing the newest fashion trends. *ファッションの新しいスタイル。トレンド。
■ Wags(ワグズ):A wife or girlfriend of a professional sportsman. *主に、サッカー選手(フットボーラー)の妻やガールフレンドたちのこと。基本的にネガティヴ用語。ヴィクトリア・ベッカムに代表されるような、バカ・無知・下品なひとたち。もともと、WAGsっていうのは、「Wives And Girlfriends」のアブリビエーション(略語)。
■ Postcode lottery(ポストコード・ロッタリー):A situation in which the provision of services such as medical treatment or education, rather than being uniform everywhere, varies in quality according to where people live. *ほんとに英国、住むところによって受けられるサービス違い過ぎ。特に医療、教育に関しては顕著。 ちなみにここは、医療に関しては専門分野に行かない限り(眼科、耳鼻科、等)まずまずだけど(イングランドでは有料の薬も無料だし...)、教育は決して良いとは言えず。(選択肢、少な過ぎ。)
■ Blu-ray(ブルーレイ/BD):A method of storing data on high-capacity compact discs using a blue laser.
■ Quantum computer(量子コンピューター):Cutting-edge technology that uses quantum mechanics to perform operations on data.
■ Metamaterial(メタマテリアル):An artificially-created material which has properties not found in nature.
■ Pad Thai(パッド・タイ) *タイ風焼きそば
■ Dashi(だし) *ええ。日本のおだしのことです。
■ Extraordinary rendition(特例拘置引き渡し):The covert transporting of individuals, especially terrorist suspects, to undisclosed destinations for the purpose of interrogation. *映画(> Rendition)見逃しちゃったなぁ。関係ないけど…。
今日の「アンチッチ(Ancic) vs フェレー(Ferrer)」戦は途中から見たものの、結局最後まで(9時過ぎまで)目が離せなくなってしまいました。今年はウィンブルドンへのエンジンがなかなかかからなかっただけに、これで点火かな(笑)。ただ、「アンチッチ」って言って、いつもへなへな笑いたくなってしまうのは私だけ?orz
ところで、この試合中にBBCのアナウンサーが、アンチッチ(だったと思うんだけど、定かじゃない)がサイドラインぎりぎりに攻めたのを受けて、「すごい!」「Bold as Brass !!」と絶賛していました。
Bold as Brass. 英語の典型的直喩表現(Similes) のひとつで("as busy as a bee" みたいなもんね)、「非常に大胆!」と訳してよいかと思いますが、直喩を直訳すれば、「真鍮のように大胆に」。
ただ「Brass」自体に、「鉄面皮(Shamelessness)、厚かましさ」の意味もあることから、「Bold as Brass」は日本語でも「厚かましい」「実にずうずうしい」と訳される場合が多いようです。 英語でも、「そこまでやる?的不快に通じる(="insensibility to shame")大胆さ」と解されることが多いかも。 (→これは、「Brazen」(真鍮製の)=恥知らずの、ずうずうしい にも通じます。)
*ちなみに私の仕事用辞書(岩波)の訳は、「as bold as brass じつに心臓が強い 」。これはドンピシャリって気がしますです。
ちなみにドイツ語では、「frech wie Oskar」が、「Bold as Brass」と同義となります。 「frech」というのは、日本語訳ではえらく否定的なんですが(笑)、(>厚顔無恥、ずうずうしい、厚かましい、小生意気な...)、英語で言えば「Cheeky」。 このドイツ語イディオムも、特に否定的には使われないとのことで(夫いわく)、「言語」って数式のようには絶対に納まらないよな...と思う瞬間です。
非常に早い時期(1900年代はじめ)から、気球の「気のう」の意味として使われていたEnvelope。(*「Envelope」はフランス語が英語化したもので、「包み込むもの」の意であるゆえ、気のうっていうのは納得)。気のうに水素等を詰め込んで、諸々の条件を整備し、完全に飛行する状態が、気のう(Envelope)の「Perfect Inflation」と呼ばれたそうで、これが航空機まで拡張されて、「Envelope Conditions」という言葉が生まれたそうです。 その航空機の"性能や機能の“極限”を見極める"のがテスト・パイロットの仕事。 そして、テスト・パイロット...といえば、そうです。あの映画。「ライトスタッフ(The Right Stuff)」。 というわけで、「Push the Envelope」を有名にしたのが、「The Right Stuff」の著者のトム・ウルフ(Tom Wolfe)。1979年です。
各航空機が持つ運行安全上の基準を、それら(高度とか速度とか...。ほかにもさまざま複雑に絡み合う条件があるんだと思いますが、私にはわかりませぬ...)がそれぞれ境界範囲を持つかのように表現したのが「Envelope」で、その境界の極限に挑むのがテスト・パイロット。というわけで、これが「pushing the edge of the envelope」です。 ちなみに、ウルフも参考にした(らしい)のが、1978年に「Aviation Week & Space Technology」誌に書かれたこの表現。
"The aircraft's altitude envelope must be expanded to permit a ferry flight across the nation. NASA pilots were to push the envelope to 10,000 ft."
ウルフの「The Right Stuff」での表現は、航空業界を超えて日常でも使われるようになり、「限界に挑む」ことが、「Push the envelope」となりました。