カテゴリ: Cinema/Books
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12/09/2007(Sun)
Elizabeth: The Golden Age
「Elizabeth: The Golden Age」(Official Site)自分では観る予定に入れていなかった映画だったのですが、夫に引き摺られて(orz)、鑑賞(笑)。
ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)のエクセレントな演技を超えるほど良かったのが、クライヴ・オーウェン(Clive Owen)。個人的には、メアリー・スチュアート(Mary Stuart)を演じたサマンサ・モートン(Samantha Morton)に花丸。
そして特筆すべきは、その映像美。
風景、建物、衣装、デザイン、色彩......、そのどれをとっても視覚的にファースト・クラス。ビジュアリーには今年の最高傑作に位置するのではないかと思います。(サマンサ・モートンの「赤と黒」は、特に美しかったなぁ〜。ため息)
...が、映画的にどうなのか...というと、どうもピンとこないんですよね。
これだけの役者とセットを使っていながら、「人間」や「心理」が存分に描けていない。エリザベスにとっても映画にとってもクライマックスでもあるべき、「アルマダの海戦」も、その映像美を誇示するがあまりに、やや消化不良気味...。
映画には出てこなかったけど(確か...)、「I know I have the body of a weak and feeble woman, but I have the heart and stomach of a king.」←このあたりの心理描写をもっと見たかったかなぁ...と。(とりわけ、「女性」の部分をしっかり描いたあとだったしね...。)
いずれにしても、イギリス人のための映画だなぁ...と。
最後まで「イングランド」礼賛がめいっぱいで、イングランドでの評価は高いだろうけど、各国ではどうなんだろうなぁ?という感じの印象も受けました。特に、最後の2行とかね(笑)。
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というわけで、「Die Fälscher」に続いて、納得のいかなかった映画。
そういえば、息子は「The Golden Compass」を観てきたのですが、「悪くはないけど、でもとりわけ良い映画でもなかったし...」とのこと。ふうん。
11/26/2007(Mon)
Die Fälscher
以前にもちょこっと書きました「ディー・フェルチャー(Die Fälscher)」。(英題は「ザ・カウンターフィッターズ(The Counterfeiters)」で、邦題は「ヒトラーの贋札」。)
テーマ(ナチスドイツ統治下のコンセントレーション・キャンプ(強制収容所 / KZ: Konzentrationslager)で、その道のプロであるユダヤ人たちが自らの命をかけて、ナチスドイツのために敵国の贋札作りに従事する...)が興味深かったし、実際、映画の中にも出てくるバーガー(ブルガー)氏の原作(実話)に基づいて作られた映画なだけに、期待して観に行きました。
...が、拍子抜けしました。
もちろん良い映画でしたけど、でも、もっとどこかに焦点を当てて掘り下げてほしかったかな...と。
原作を読んでいないのでなんとも言えないのですが、これは「本」のほうがもっと感じるものが多いだろうな...といった感想。
あとは、個人的にどうしても「Das Leben der Anderen」の印象が強過ぎて、つい比較してしまった...っていうのも間違いのもと(笑)。
日本では1月に公開だそうなので、続きは下に書きますが...、
テーマ(ナチスドイツ統治下のコンセントレーション・キャンプ(強制収容所 / KZ: Konzentrationslager)で、その道のプロであるユダヤ人たちが自らの命をかけて、ナチスドイツのために敵国の贋札作りに従事する...)が興味深かったし、実際、映画の中にも出てくるバーガー(ブルガー)氏の原作(実話)に基づいて作られた映画なだけに、期待して観に行きました。
...が、拍子抜けしました。もちろん良い映画でしたけど、でも、もっとどこかに焦点を当てて掘り下げてほしかったかな...と。
原作を読んでいないのでなんとも言えないのですが、これは「本」のほうがもっと感じるものが多いだろうな...といった感想。
あとは、個人的にどうしても「Das Leben der Anderen」の印象が強過ぎて、つい比較してしまった...っていうのも間違いのもと(笑)。
日本では1月に公開だそうなので、続きは下に書きますが...、
11/11/2007(Sun)
RAT-ATOUILLE
日本では、「レミーのおいしいレストラン」とかいう、全然いけてないタイトルで既に夏に公開されていたそうですが、英国ではなぜか今ごろ(10月12日)公開の「Ratatouille」。(この映画は、「Ratatouille(ラタトゥイユ)」じゃなきゃダメでしょ、やっぱり。)
さすがPixer、映像の完成度は高いですね〜。思わず息を呑みました。
が、映画作品としては、やっぱりお子ちゃま用の感が否めず。「うーん、時間の無駄だったか...」と、がっくりきてしまいました。(各国で、評価が滅茶苦茶高いので(何故!??)、こんなこと書くと叱られそうですが...笑)。
「子どもの目、子どもの心」で見なきゃいけなかったんだろうなぁ。それにしても、ストーリーがあまりにも貧弱...じゃあ、なかったですか?(私だけ?)
…ということで、日々失われていく自分の童心を逆に実感したりして。ふん。
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ちなみに、今月一番楽しみにしている映画は、ドイツ映画の「ディー・フェルチャー(Die Fälscher)」。(英語タイトルは「ザ・カウンターフィッターズ(The Counterfeiters)」。邦題は「ヒトラーの贋札」。←別に、"ヒトラー"をつけなくてもいいんでないか??と思うのだけど、そうしないとダメなのか...。)
ちなみにドイツ語の名詞「Fälscher」(贋作者)は男性名詞で「Der Fälscher」。これが複数形になって、映画のタイトルの「Die Fälscher」になります。
それからこの形容詞である「Falsch」(ファルチ)は、覚えていて損はないドイツ語。…と思います。「間違い!」の意味です。
責任の所在をはっきりさせるドイツ人との会話には必須(笑)。
10/21/2007(Sun)
Der Vorleser / The Reader

「ニコール・キッドマン、主演映画のためにブリジット・ジョーンズ並みの体重増加計画」...ってなタブロイド記事を見て、「なに?なに?新種のコメディ?」と思った私は無知で遅れておりました。orz
おおおおお、Bernhard Schlink(ベルンハルト シュリンク)の「Der Vorleser(The Reader / 朗読者)」が映画化されるんですかーっ!
そして主演がニコールなんだ〜。
監督は、「Billy Elliot(リトル・ダンサー)」、「The Hours(めぐりあう時間たち)」のStephen Daldry(スティーブン・ダルドリー)。(ライトウェイトにならないことを望む...。)
レイフ・ファインズ(Ralph Fiennes)も共演ですね。ふふふ。
そして、準主役級な、15歳の男の子のミヒャエルを演じるのは、ハンブルグ出身のドイツ人俳優、ディヴィッド・クロス(David Kross)くんなんだそうで、かなり期待できるかも。また、「ミヒャエル」なんだね...。
>> Drehstart für "Der Vorleser" mit Nicole Kidman (Welt Online)
…というわけで、これはトム・クルーズ、キッドマンの元カップルが、来年はそろってドイツのナチズム映画に出演なんですね。ふうん。仕上がりが楽しみでございます。
10/11/2007(Thu)
3分前
ノーベル賞公式サイト、Nobelprize.orgを、文学賞発表の3分ほど前に開いてしまいました(笑)。

フィリップ・ロス(Philip Roth)が最有力候補とはいえ、村上春樹(Haruki Murakami)の名前もアモス・オズ(Amos Oz)とともに2番候補として常に挙がっていたので、つい興味が。
さて…。
-----
…というわけで結果は、イギリス人女性作家、ドリス・レッシング(Doris Lessing)でございました。
>> Doris Lessing wins Nobel prize (Guardian)
英国各紙、盛り上がっています。

フィリップ・ロス(Philip Roth)が最有力候補とはいえ、村上春樹(Haruki Murakami)の名前もアモス・オズ(Amos Oz)とともに2番候補として常に挙がっていたので、つい興味が。
さて…。
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…というわけで結果は、イギリス人女性作家、ドリス・レッシング(Doris Lessing)でございました。
>> Doris Lessing wins Nobel prize (Guardian)
英国各紙、盛り上がっています。
09/28/2007(Fri)
エド・ハリス
「The Firm」でも「Apollo 13」でも「Stepmom」でも「A Beautiful Mind」でも「The Hours」でも「A History of Violence」...でも、やはりこのひとが出ていると、安心して観られる気がする。>エド・ハリス(Ed Harris)
しかしまさかベートーヴェンを演るとは...予想もしていませんでした。
…というわけで、半年以上遅れて、「Copying Beethoven」。

ディアーネ・クリューガー(Diane Kruger)、...ってか、ダイアン・クルーガーがあまり好きでなくてね。一瞬、どうしようかと思いましたが、でも良い映画に仕上がっていたと思います。
「ん?むむむ」という点もいくつかありましたが、エド・ハリスの好演技に、ま、いいか…と。
途中で、「アマデウス(Amadeus)」もちらりと思い出しましたが、ポップなモーツァルト(Mozart)に比べて、やはりベートーヴェン(Beethoven)はロックだなぁ…と。もっとコマーシャルに作ることもできたんでしょうが、こういう風に押さえ込んだのは、やはり監督の意図があってでしょうかね。
いずれにしても、巨匠とそれを追う「一ファン」の御伽噺として、うまくまとまってました。
そういう意味では、日本語訳の「敬愛なるベートーヴェン」ていうのも、一理あるのかな。(よくわからない日本語だけど…。)
ところで、一番「んむ」と思ったのが、彼らの会話。
アナ・ホルツ(Anna Holtz)とベートーヴェンの会話は、そこに言葉を越えたある種の理解が存在すると仮定しても、「それじゃ、難聴者にはわからんで」…の一言。
特に、下を向いて「ぼそっ」と呟いた言葉を難聴の相手(ベートーヴェン)が理解できることなんて、あり得んねん(笑)。
「難聴」ってことでは、「Goya's Ghosts」のほうが、もっと現実感ありましたね、そういえば。
…以上、片耳がほぼ聴こえない(+なのに、音で仕事をしている)夫を持つ身としての一意見(笑)。結構、大変なもんですよ。本人が一番苦労していることはわかっているのだけれど、私なんて生まれつき声が低いんでね。難聴者にきちんと届くように喋るには(しかも外国語だし)、結構努力が要るもんです。もう慣れちゃったけど…。
…というわけで、映画の画面に向かって、「あり得ーーんっ」と呟きまくり(笑)。
しかしまさかベートーヴェンを演るとは...予想もしていませんでした。
…というわけで、半年以上遅れて、「Copying Beethoven」。

ディアーネ・クリューガー(Diane Kruger)、...ってか、ダイアン・クルーガーがあまり好きでなくてね。一瞬、どうしようかと思いましたが、でも良い映画に仕上がっていたと思います。
「ん?むむむ」という点もいくつかありましたが、エド・ハリスの好演技に、ま、いいか…と。
途中で、「アマデウス(Amadeus)」もちらりと思い出しましたが、ポップなモーツァルト(Mozart)に比べて、やはりベートーヴェン(Beethoven)はロックだなぁ…と。もっとコマーシャルに作ることもできたんでしょうが、こういう風に押さえ込んだのは、やはり監督の意図があってでしょうかね。
いずれにしても、巨匠とそれを追う「一ファン」の御伽噺として、うまくまとまってました。
そういう意味では、日本語訳の「敬愛なるベートーヴェン」ていうのも、一理あるのかな。(よくわからない日本語だけど…。)
ところで、一番「んむ」と思ったのが、彼らの会話。
アナ・ホルツ(Anna Holtz)とベートーヴェンの会話は、そこに言葉を越えたある種の理解が存在すると仮定しても、「それじゃ、難聴者にはわからんで」…の一言。
特に、下を向いて「ぼそっ」と呟いた言葉を難聴の相手(ベートーヴェン)が理解できることなんて、あり得んねん(笑)。
「難聴」ってことでは、「Goya's Ghosts」のほうが、もっと現実感ありましたね、そういえば。
…以上、片耳がほぼ聴こえない(+なのに、音で仕事をしている)夫を持つ身としての一意見(笑)。結構、大変なもんですよ。本人が一番苦労していることはわかっているのだけれど、私なんて生まれつき声が低いんでね。難聴者にきちんと届くように喋るには(しかも外国語だし)、結構努力が要るもんです。もう慣れちゃったけど…。
…というわけで、映画の画面に向かって、「あり得ーーんっ」と呟きまくり(笑)。
09/24/2007(Mon)
悪夢
土曜日は腐っていたのでつい飲み過ぎ。
さらに、見逃していた映画「The Manchurian Candidate」(クライシス・オブ・アメリカ)を夜中まで見ていたら、なんだか自分も映画に「洗脳」されて(orz)、悪夢の連続でしたよ。はぁぁぁ。自分が殺される寸前のヴィヴィドな映像って、睡眠によくないですね。ふぅ。
デンゼル・ワシントン(Denzel Washington)というよりは、メリル・ストリープ(Meryl Streep)の映画でしたね。途中から「えぇぇ?」という部分も増えてきて、他の皆さんも批評されてますが、あまりに詰め込み過ぎですよね。焦点がぼやけ気味。最後も納得ゆかず…。
デンゼルと言えば、数週間前にやはり見逃していた「Man on Fire」を見ましたが、これも「う゛っ」もの。
映画は非常によくてね。最後までじっくり見たかったんですけど、後半の復讐劇は、あまりにゴーリー(gory)過ぎて、画面も直視できず(情けない)。ダメだぁぁぁ、こういうの〜〜(泣)。そのときも確か良く眠れなかったような…(へたれ)。

ただ、「Man On Fire」のデンゼルは非常に良かったですね。もちろん、クリストファー・ウォーケン(Christopher Walken)も素敵でしたが。ダコタも悪くなかったんじゃないかと…。
ダコタ・ファニング(Dakota Fanning)の「Hide and Seek」は違う意味で悪夢でしたが…(笑)。

これは既にみなさまご存知でしょうし、敢えて書きませんが、日本語版のトレイラーの「もう、いいよ」の声は非常に不気味ですね(笑)。
ちなみにこの映画でのダコタの髪は、染めたのではなくてカツラだったんですってね。
ま、映画があまりに情けなかったのでどうでもいいですが…。
-----
さて、悪夢的な話題ばかりでもなんなので、笑える「X Factor」ビデオ。
ひぃぃぃ〜〜っ。おもしろ過ぎるっ(笑)。ジョッキーっ♪(ぶっ)
ルイとシャロンがおかしすぎるぅぅぅ。
そして、ダニー(ミノーグ)のぶりっ子ぶりがよくわかる回。
さらに、見逃していた映画「The Manchurian Candidate」(クライシス・オブ・アメリカ)を夜中まで見ていたら、なんだか自分も映画に「洗脳」されて(orz)、悪夢の連続でしたよ。はぁぁぁ。自分が殺される寸前のヴィヴィドな映像って、睡眠によくないですね。ふぅ。
デンゼル・ワシントン(Denzel Washington)というよりは、メリル・ストリープ(Meryl Streep)の映画でしたね。途中から「えぇぇ?」という部分も増えてきて、他の皆さんも批評されてますが、あまりに詰め込み過ぎですよね。焦点がぼやけ気味。最後も納得ゆかず…。
デンゼルと言えば、数週間前にやはり見逃していた「Man on Fire」を見ましたが、これも「う゛っ」もの。
映画は非常によくてね。最後までじっくり見たかったんですけど、後半の復讐劇は、あまりにゴーリー(gory)過ぎて、画面も直視できず(情けない)。ダメだぁぁぁ、こういうの〜〜(泣)。そのときも確か良く眠れなかったような…(へたれ)。

ただ、「Man On Fire」のデンゼルは非常に良かったですね。もちろん、クリストファー・ウォーケン(Christopher Walken)も素敵でしたが。ダコタも悪くなかったんじゃないかと…。
ダコタ・ファニング(Dakota Fanning)の「Hide and Seek」は違う意味で悪夢でしたが…(笑)。

これは既にみなさまご存知でしょうし、敢えて書きませんが、日本語版のトレイラーの「もう、いいよ」の声は非常に不気味ですね(笑)。
ちなみにこの映画でのダコタの髪は、染めたのではなくてカツラだったんですってね。
ま、映画があまりに情けなかったのでどうでもいいですが…。
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さて、悪夢的な話題ばかりでもなんなので、笑える「X Factor」ビデオ。
ひぃぃぃ〜〜っ。おもしろ過ぎるっ(笑)。ジョッキーっ♪(ぶっ)
ルイとシャロンがおかしすぎるぅぅぅ。
そして、ダニー(ミノーグ)のぶりっ子ぶりがよくわかる回。
08/16/2007(Thu)
モリエール -Molière-
観終わったあとの余韻が静かに長く美しく。久しぶりに良い映画を観た…と実感してきました。今年観た中では、とりあえず最高点。「モリエール(Molière)」
夫に付き合わされて行ったため、ほぼ下調べなし+期待もそこそこ状態でしたが、(ついでに連日の深酒で頭痛もひどかった…笑)、それも逆に良かったのかも。
モリエールの書く喜劇のように、笑いながら最後に涙するような、よくできた内容だったと思います。好きです、こういう映画。
日本でも公開になっているのかな?
さらに、役者さんたちが秀逸。不覚にも、モリエールを演じたロマン・デュリス(Romain Duris)を知らなかったのですが、(帰ってきて確認したら)「Pot Luck」(L'Auberge Espagnole:スパニッシュ・アパートメント)のひとだったのかぁ。
夫が、「若きバーグマンのようでないか!」と呟いていたラウラ・モランテ(Laura Morante)は、これまた良かった「オーケストラ・シート -Fauteuils d'orchestre-」にも出てましたが、今回は主役級で、美しさとともに演技の上手さも光っておりました。最後は、泣かせてくれますね。Moliere: Ce genre de comédie n'existe pas!
Mme Jourdain: Alors, inventez-le!(Then, invent them!)
は、心に残るセリフのひとつ。(言い回し、微妙に違っていたかもしれませんが、忘れてまいました。間違ってたらすみません。orz)
(余談ですが、「Fauteuils d'orchestre」組では、Annelise Hesmeもちょい役で出てます。>> Va Va Voom -英vs仏-)
観る前夜、トレイラーだけはチェックしたのですが、ここでヴィヴァルディ(Vivaldi)の「夏」(>> Le Quattro Stagioni)が使われていて、「へ?」と思っていたものの、実際映画では出てきませんでした…よね?確か>V
このあたりの時代はよく混乱するのですが(>私)、モリエールは「1622年 - 1673年」で、ヴィヴァルディは「1678年 - 1741年」。自分用にメモしておきます(笑)。
07/12/2007(Thu)
TBとかGBとか
一昨日(7月9日)発売になった、アリスター・キャンベル日記「The Blair Years」(Alastair Campbell Diaries:The Blair Years)。この本の中から、「トイレに閉じ込められたGB(ゴードン・ブラウン)を救出するTB(トニー・ブレア)」の逸話で、数日前に各紙盛り上がっていましたが(>> Blair 'rescued Brown from toilet' )、今日からBBCでもこのドキュメンタリー版がはじまり(>> The Alastair Campbell Diaries)、ちょっとしたAC(キャンベル)ブーム。
アリスター・キャンベルは、ヨークシャーのキースリー(Keighley)(←余談になりますが、これも読み方が難しい地名のひとつ。詳しくは当ブログの「難読地名 -UK-」をどうぞ。コメントで、gazzさんがKeighleyの例を挙げてくださってます。)生まれ。ケンブリッジ卒。
トニー・ブレアが労働党の党首に就任した際、彼の報道官(Press Secretary)を頼まれ、その後「Director of Communications and Strategy」(報道戦略長官)として(2003年に辞任)、英国でもっとも有名なスピンドクター(Spin Doctor)(←情報操作広報官)と言われる方です。
確か、バグパイプが演奏できるんでしたよね。(関係ないけど…。)
…というわけで、分厚い本ですが、いくつかの抜粋はこちら。
>> Extracts from Campbell memoirs (BBC)
興味深いものも多いです。
07/03/2007(Tue)
The Forgotten
数年前に予告を見たときには、「観たいかも…」と思ったものの、その後のレビューを読んで意気消沈。すっかり記憶から抜け落ちてました。が、TVで放映されていたので、とりあえず鑑賞。
何の期待もせずに見れば、役者も揃っているし、いいんでないかと。
ところで、この映画のエンディングは2パターンあるそうで(劇場版とダイレクターズ・カット版)、私の見たのはダイレクターズ・カット版でした。
劇場版のエンディング(日本でも公開になったのは、こちらのようですね。)は、また飛ばされちゃう(笑)そうですが、それだとやっぱり最後に椅子を投げたくなりそうですね。ええ。
ちなみにダイレクターズ・カットのエンディングはこちらです。>> The alternate ending
こちらの長いバージョンなら、結構納得して見終えられるような気がします。いかがでしょうか?
ジュリアン・ムーア(Julianne Moore)とゲイリー・シニーズ(Gary Sinise)はともかくとして、やはり一番気になったのは、英国はマンチェスター出身のライナス・ローチ(Linus Roache)。(今回、まさかこんな役で出ていたなんて…笑!)
ゲイのカトリック司祭役(>> Priest)が一番有名かもしれませんが、個人的に思い出深いのは、やはり「Batman Begins」のThomas Wayne!! クリスチャン・ベールのパパ役でしたからねえ〜。はぁぁ、早く来い来い「The Dark Knight」。
話が全然まとまりません。orz
「The Forgotten」に話を戻すと…;
06/29/2007(Fri)
Goya's Ghosts
「アマデウス(Amadeus)」のミロス・フォアマン(Milos Forman)監督で、作品タイトルが「Goya's Ghosts」とくれば、「おおっ、画家ゴヤの生涯をフォアマンが…!」と期待してしまうではないですか、普通。…というわけで、なんの前情報もなしに、しかも期待して観に行って、「はあぁぁぁぁぁ〜っ!??」となった作品(笑)。
これ、タイトルと監督が違っていたら、もっと納得しただろうに…。
イタリア語タイトルである「L'Ultimo inquisitore」が、ぴったりな映画でございました。フランシスコ・デ・ゴヤ(Francisco de Goya)は、脇役にすぎません。
日本でもこの秋に公開予定だそうですが、観る前に、18世紀のスペイン・ブルボン朝、ナポレオンの侵攻からトラファルガーの海戦あたり(19世紀はじめ)までは予習していったほうがよいんではないかと思いまする。
私はこのあたりの歴史(特にスペイン)の知識不足で、観終わってから後悔しましたわ。はい。
もっとも……、一番知っておくべき歴史は、「The Spanish Inquisition」(スペイン異教徒審判 / スペイン宗教裁判)ですがね。しかも、その最悪期ではなく、最後のほうね。
ナタリー・ポートマン(Natalie Portman)は迫真の演技でございました。ヌード・シーンとかも話題になってましたが、痛々しくてねえ。あとから、そうだったのか…と気付いたくらい。
あとはあれですね。こんなにスペイン訛りの強い英語で通すくらいなら、なんで最初からスペイン語で作らないんだよ?ってことですかね。これに対するミロス・フォアマンの答えは、"I don't speak Spanish."
ははは。
とにかく予想とまったく違い過ぎて、観た直後は「ん〜?」でしたが、時間が経つにつれて、「視点を変えてみれば、結構良い作品だったかも…」とじわじわ感じる映画です。だから、タイトルがなぁぁぁ(ぶつぶつ)。
06/10/2007(Sun)
Amazing Grace
これを書くには、私自身が奴隷貿易の歴史についての知識がなさ過ぎだな…と躊躇してましたが、メモ代わりに見切り発車しちゃいます。見終わってまず感じたのは、「Ioan(ヨアン)、良い役がついてよかったね〜」。(あぁいつもながらにくだらないわたし。orz)
次に、「これは、たとえばBBCの2時間ドラマ枠で放映されたとしても違和感なかったろうな」。
さて。英国とアメリカ以外では、ほとんど公開予定がないらしい「Amazing Grace」。
ハル(Hull)のMPであったウィリアム・ウィルバーフォース(William Wilberforce)を追う映画です。奴隷解放運動を軸にした彼のドキュメンタリーと言っちゃってもいいんじゃないか…と。
…というわけで、「ちょっと待て!これじゃ一方向的過ぎて、奴隷解放運動についての全体像がちっとも見えてこない」という批判多数です。が、きちんと感動的に作られているし、映画としては良い作品だったと思います。ヨアンも非常に美しい(◎)。笑いのツボもきちんと押さえてあります。(場内、くすくす笑いがほとんど途切れませんでしたし…。)
批判のひとつとして、トマス・クラークソン(Thomas Clarkson)が完全に脇に追いやられていて、奴隷貿易廃止運動では、ウィルバーフォース以上に尽力した真の活動家(クラークソン)をきちんと描いていない…っていうのがありますが、ま、ウィルバーフォースの映画なんで…ね。クラークソンを演じたルーファス・シーウェル(Rufus Sewell)は、非常に魅力的でした。シーウェルは、「The Holiday」でも良かったですね。これからがさらに楽しみな役者さんです。かっこいいし。
さて。トマス・クラークソンといえば、ウィリアム・ワーズワース(William Wordsworth)。
TO THOMAS CLARKSON
CLARKSON! it was an obstinate hill to climb:
How toilsome--nay, how dire--it was, by thee
Is known; by none, perhaps, so feelingly:
(from Complete Poetry of William Wordsworth)
(*詩人ワーズワースは、ウィルバーフォースともクラークソンとも家族で親交があり、活動家ではなかったけれど、奴隷貿易廃止の支援者。関連する詩もいくつか残しています。)
>> The Wordsworth - Wilberforce connection (BBC)
それと、首相のウィリアム・ピット(William Pitt)を演じたのが、ベネディクト・カンバーバッチ(Benedict Cumberbatch)。彼も非常に良かったのですが、LAMDA出身のカンバーバッチと言えば、「ホーキング(Hawking)」。BBCのドラマで、彼がスティーヴン・ホーキング博士を演じましたが、このドラマ、かなり高い評価を受けました。うちの夫もなぜか非常に好きで、いまだに繰り返しよく見てます。DVDも出てますので、機会があったら、どぞ。(違うか…。)(*写真はオフィシャルサイトより)




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